人生の上級者は、「自分は間違えているかもしれない」という気持ちでアップデートし続ける。

自分は正しい。

自分は間違えていない。

自分は悪くない。

この思考停止した考えは、
「謙虚さ」の対極にある考えなのです。

価値観や常識なんてものは
時代と共に変わっていくのです。

その昔
電車の中で「喫煙」は普通に行われていたし、
車にシートベルトなんて装備されていない時代があった、
バイクもヘルメットをかぶらないでいい時代があった。
宅配だって、不在ならお隣さんに預かってもらっていた時代もある。
1ドルが360円で固定されていた時代もあったし、
消費税なんてなかった時代があります。
給食で「鯨肉」が出てきた時代があるし、
選挙権だって、女性に無い時代があったし
男性でさえも、ある一定の税金を納めていないと選挙権が与えられない時代があった。

そんな移り行く時代の「価値観」や「常識」を
ちゃんと、とらえられている人なんていなんじゃないだろうか。

そんな中で、

自分は正しい。
自分は間違えていない。
自分は悪くない。

という主張は、
世間と自分とのギャップの埋め合わせを
拒否するものだと思います。

「自分は間違えているかもしれない」

この気持ちで、
常に自分自身をアップデートし続ける必要があります。

そうでないと、
成長が止まってしまいます。

成長を、しつづけるためには
他人の意見を積極的に摂取する必要があります。

「なるほど、そういう考え方があったか」
と素直に、謙虚に、
相手を受け容れる寛容さが求められます。

そのために、
「自分は間違えているかもしれない」
という気持ちを持ち続ける必要があります。

「考え方」なんていうものは、
あくまでも、物事を解釈するための「道具」のひとつにしかすぎません。
「以前はこう考えていたんだけど、いまではこう考えているんだ」
と素直に言えるようになりたいものですね。

自分は正しい。
自分は間違えていない。
自分は悪くない。

では、取り残されるのです。

それは、もうすでに過去のことかもしれないのです。

だから、
「自分は間違えているかもしれない」
この気持ちで、自分自身をアップデートし続ける必要がありますね。

なんしかカッコいい大人になろう。

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