見出し画像

十二指腸潰瘍になって、「もうあんまり悩まないでおこう」って思った話。

私は、若い頃から
「完璧主義」で
「神経質」で
「見栄っ張り」で
「自意識過剰」で

そのくせ
「心配性」で
うじうじ悩む性格でした。

よくあるタイプの
青年だったのかもしれません。

そんな28歳のある日、
お腹が痛くなりました。

その痛さを我慢して
仕事に行っていました。

しかし、ある日の夜
あまりの痛さに
ついに病院を訪ねることにしました。

診断結果は、
「十二指腸潰瘍」
でした。

この時に
人生ではじめて
「胃カメラ」を
飲みました。

この当時の
胃カメラのコードの太さが
なかなかな太さでもあり

若かった私の喉も
とても敏感だったようで

これでもかというくらいに
苦しみました。

その後、
2週間の抗生物質服用で
ピロリ菌を退治し
無事に回復しました。

しかし、
お腹の痛さもさることながら
胃カメラの辛さが
私にとってトラウマとして
残りました。

そして、
最後の診療の日

先生に
十二指腸潰瘍の原因を聞きました。

「直接的には、ピロリ菌だけど
やっぱり、ストレスだと思うよ」

「色々あるだろうけど、
あんまり悩まない方がいいよ」

これは、
私の心に刺さりました。

あんなに苦しい胃カメラはもう二度と飲みたくない!

この思いが

だから、あんまり悩んではいけない!

に、なりました。

それには、
考え方を、
「悩まない」
に持っていくようにする
必要がありました。

自分では
どうすることも
できないことを
心配したり
愚痴をこぼしたりするのは
時間のムダ。
放っておけば、
なるようになるし、
どんだけ悩んだって
なるようにしかならない。
そうすると、
悩むだけムダ。
時間がもったいない。

という、結論になりました。

それと、困った時の
必殺の呪文

「知らんがな」

も、乱用するようになりました。

これで、以前より
心穏やかに過ごすことが
できているのかもしれません。

先生は、
「十二指腸潰瘍」だけでなく
私の、
「心配性」も治して
くだっさったのかもしれません。


施術前
緊張で横たわる私に
胃カメラのコードを
まるで、「蛇」に見立てて
クネ~ッとお辞儀させて、
ライトをピカ~ッと点灯させて

アメリカンな感じで
「調子はどう~?あんまり緊張しないでいいよ~」
と、フランクに言われた時は
正直、殺意を覚えましたが、
今では、感謝しかありません。


なんしか、カッコいい大人になろう。

↓ブログやってます。↓
https://thejetsjp.blogspot.com/

この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,592件

絶対、押しちゃダメよ♥️