「あっと言わせよう」とするな。「スカッとしよう」とするな。

生きていたら
あっと言わせてやりたい。
スカッとしたい。
と思うことが多々あります。

ここで、会社を辞めて
あっと言わせてやる。

とか、

これまでのことを
すべて暴露して
スカッとしてやる。

とか、
色々ありますが、

それは、本心でしょうか？

ただ単に
あっと言わせたいだけではないでしょうか？

ただ単に
スカッとしたいだけではないでしょうか？

もしそうなのであれば、
それは
「功名心」であり
慎むべきものです。

そのスッキリしたい気分は
きっと一時的なものなのです。

そして、
必ず反対の立場である
「あっと言わされるれる側」
「スカッとされる側」
という立場があります。

あなたから泥をかぶらされる側
というものがあります
その人が本当に自業自得なのであれば
まだいいのですが、
その人は、その泥をかぶる立場に
たまたま今なっているだけ
ということがあります。

そして本当に、
泥をかぶせたい人物には
届かなかったりします。

すぐに決着をつけたいのは
わかりますが
安易に決着をつけようと
焦ってはいけないのです。

「付き合い」というものは
本当に面倒ではありますが
それこそが「付き合い」の本質なのです。

スッキリしてやる、泥をかぶせてやるということが
解決策ではないのです。

1933年 日本全権 松岡洋右も
国際連盟脱退をした時は
さぞかし気分はスッキリしたと思います。
しかし、その後、
日本は孤立の苦難の道を
歩むこととなりました。

注意してほしい。
「功名心」と、「本心」は別物だから。

なんしか、カッコいい大人になろう。

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