別にさ、「置かれた場所で咲かなくても」いいじゃん。

置かれた場所で咲きなさい。

この言葉に私はなぜか小さな違和感を感じていたのです。

水戸黄門の「印籠」さながら
悩み事の最終的に出てくる「決め台詞」

置かれた場所で咲きなさい。

被相談者からこの言葉が出てきた瞬間
相談者は、何かを察し相談を終了させるのが
暗黙の了解のようにも感じます。

置かれた場所で諦めず、最善を尽くし、花を咲かせよう。

この言葉の言わんとすることは
わかるのですが、
なんとも言えない
違和感を私は感じます。

それは、「息苦しさ」のようなもの
かもしれません。

それは、「生きづらさ」のようなもの
かもしれません。

恐らくこの言葉に
共感し、心の支えとされている方も
いらっしゃると思うほどの
有名な名言だとは思います。

それと同時に
凹んでいる人間が聞くと
大きなプレッシャーとなる
言葉でもあるなと感じました。

世の中には
置かれた場所で咲く努力をして
花を咲かせる人もたくさんいるはずです。

でも、

咲ける場所を探して、咲く努力。

ってのが重要なのじゃないかなあ、と思います。

我慢をするだけじゃなく
ただ、逃げるだけじゃなく
置かれた場所で咲けたらそれはいいこと、
でも、咲くことができなくてもいい。
咲かせることができる場所を探して、
咲いたらいいんじゃないかな。

そんな、気持ちです。

別にさ、「置かれた場所で咲かなくても」いいじゃん。

咲ける場所を探して、咲く努力をしよう。

「正しい努力」だよね。

なんか、天下一品の店に貼ってある標語みたいになっちゃいました(笑)

元気出していきましょう。

なんしか、カッコいい大人になろう。

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