人生の「うまくいってなかった時期」は、依存だらけだったと思う。

中間管理職時代。

毎晩、ビールで流し込んでいました。

その疲れを、そのつらさを、その悲しみをビールで流し込む。
毎晩、毎晩。
その酒量はどんどんと増えていきました。
アルコールに依存していました。

毎晩、ジャンクフードも流し込んでいました。

帰りのコンビニで、お酒とともに、ジャンクフードを買って帰る。
毎晩、毎晩。
そのせいでどんどんとお腹まわりのお肉も増えていきました。
ジャンクフードに依存していました。

妙に、辛いものが食べたくなりました。

コンビニエンスストアには、
激辛インスタントラーメン、激辛ポテトチップス。
たくさんの激辛の食べ物が魅力的に見えます。
今となっては辛いものを食べたいと思わなくなりました。
辛いものに依存していました。

コーヒーも飲みまくりました。

必死に、頭をスッキリさせたいのか、
常にコーヒーを欲していました。
しかも、濃いコーヒーを欲していました。
逆に言うと、常に睡眠不足だったんだと思います。
今となれば、1日1杯程度のコーヒーで充分です。
カフェインに依存していました。

スマホが常に手放せませんでした。

何かの情報に異常なほど執着し、最新の情報を欲していました。
何度も何度も更新情報を確認していました。
置いていかれないかと不安だったのかも知れません。
人の評価が、異常に気になっていました。
最新情報に依存していました。

子どもに異常に期待していました。

子どもの習い事に過度な期待をしていました。
周りの子どもたちに負けない様にと
応援も練習も親の方が熱が入っていたことがありました。
子どもの成長と、自分の成長とを重ね合わせ、
異常な期待をし、倒錯していたと思います。
いわゆる、現実逃避をしていたのだと思います。
子どもの成長に自分を重ね合わせていました。

ストレス解消に必死でした。

お金の「消費行動」と、「ストレス解消」を同一視し、
お金を消費することに必死でした。
会社員で忙しく、使う時間もなく
使うチャンスが訪れた際に
「稼いだ分を使わなければ」
「苦しんで稼いだ分を楽しまなければ」といった
意味のわからない義務感があったと思います。
遊園地などで子どもに対し不用なものの購入は異常でした。
お金を使うことに必死でした。

こうして考えるだけでも
「アルコール」
「ジャンクフード」
「辛いもの」
「コーヒー」
「情報」
「子ども」
「消費」
に依存していました。

まだまだ、あると思います。

そして、

私の「依存していたものが多かった時期」は、
「人生がうまくいかなかった時期」でした。

依存は、
ひょっとすると、ツラいストレスからの
身体の「防御反応」なのかも知れないとも思いました。
とはいえ、
依存によって、身体や精神を病んでは意味がありません。

とはいえ、私もすべてが
依存から解消された訳ではありませんが
以前より確実に「必死」ではない。
と、思えます。
「依存」と言うよりは「趣味」「嗜み」といえると思います。

私の、記事をきっかけに
みなさんの「依存」の認知のきっかけとなると
いいと思っています。

かつて私も悩んでいました。

何かに依存していることを楽しみにして生きるってことに
疑問を感じたら、
そのあなたのセンサーは正しいと思う。

そのセンサーをちゃんと大切にして
生きていって欲しいのです。
魂のメッセージに気づいて欲しいのです。

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