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【初体験】「渋い」ってどんな味かを実際に確かめた高校1年生の秋。

「渋い」って味わかる?
「苦い」と「辛い」によく似た感じやろ?
全然違う。渋いは、渋い。それ以外に言いようがない。
えつ!?「苦い」と「辛い」によく似た感じちゃうの?
食べた時の顔は同じような顔になるけど、味は全然違う。

それは母親との味覚の話から、
発覚しました。

渋い…

高校一年生の私は
「渋い」とは、
「苦い」と「辛い」によく似た味だと
思っていました。


そしたら、
秋になったらおじいちゃんところに行こう。
おじいちゃんの庭の渋柿を食べたらいいわ。

秋になり、
母方の祖父の家を母親と訪ねました。

ジェッツが高校生にもなって
「渋い」がわからんねんて。
渋柿食べさせてもらうわ。
渋柿そのまま食べるん?
食べれるもんなら、なんぼでも食べていって。
ありがとう・・・。
カラスが食べてない
あの残っている柿全部、渋柿やわ。

祖父お手製の竹の先端を割って作った簡易柿取り棒で
大きな渋柿が収穫されました。

祖母が渋柿を、さっそく剥いてくれました。


祖父母とおじおばと母親の視線を
全身に受けながら
高校生の私は生まれてはじめて
「渋柿」を食べ「渋い」という味を
堪能しました。

ひと口食べた感想は・・・、


うわぁ~!!なんじゃこりゃ~!!

たしかにはじめて食べる味です。

そして、苦いとも、辛いとも違います。

舌が何ともおかしな感じです。

なんと言ったらいいのだこの味は!?

舌に何かが残るような感じというか

なんだこの舌の感覚は!?

そして、
みんなが私の方を見つめています。

母親が聞きます。

どんな味や?

え~っと
え~っと
しいて言うなら
消しゴムのカスが舌につく感じの味・・・。

一同爆笑でした。

こうして、私の「渋い」初体験は無事終了したのでした。

そして、祖母に教えてもらいました、
渋柿は、
干し柿にするととても甘くなるので
干し柿にするのだと。
そして、その干し柿は甘柿では
美味しくないんだということを。

正月に、干し柿を見るたびに
甘酸っぱい、私の「渋い」初体験を思い出すのです (笑)



なんしか、カッコいい大人になろう。

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