「導かれている」のだろうか。それならなんのためだろう。

これから、どうなっていくんだろう。

時々、ふとこんなことを考える。

退職をしたことを後悔はしていない。
けれども、そう考えることがある。

とはいえ、
会社員時代も
「これから、どうなっていくんだろう」
とは、考えていた。
だから
この問いは、
死ぬまで持ち続けることになる
「永遠に解けない問い」なのだろう。

なぜに、会社をやめるようになるほど
様々な出来事が重なったのだろうか。

偶然にしては、重なりすぎではないか。

多分これは、
そういうプログラムだったのだ。

そう考えるのが一番しっくりくる。

元々からスケジュールされた
私の人生のプログラムだったのだ。きっと。

人によっては、
それを「導かれている」と言うのかもしれない。

私は、この時期に
無職を経験する必要があったのではないか？

だとしたら、
なぜこの時期にこういう経験が必要だったのだろう？

忙しさに逃げ込んで、
考えることから逃げていた自分
がいたのは確かだ。

自分の人生にこの時期に
きちんと向き合う必要があったのではないか。

子どもの成長を見ること、
子どもとの時間を持つこと、
ふれあいを持つことが必要だったのではないだろうか。

そのことに気づく必要があって、
不自然なくらいに様々な出来事が重なったのではないか。

自分の生き方に大きな疑問を持ちながらも
本当の人生を生きる必要を感じながらも
一向に、転職などの行動に移す気のない自分がいたのは確かだ。

あの出来事たちが重ならなければ、
そんなことも考えることができなかったかもしれない。

とにかく自分だけが
頑張ればなんとかなる。

とにかく自分だけが
我慢すればなんとかなる。

そうやって、
考えることから逃げていた自分
がいたのではないか。

本当の人生ってなんだろう。

本当の自分ってなんだろう。

私は、我慢をするために
命のバトンを託されたのだろうか。

私には、果たすべき役割を持って
生を受けたのではないだろうか。

自分には、きっと
果たすべき役割があるはずなのだ。

そう気づくために、導かれたと考えるのが
一番しっくりくる。

魂を揺さぶられる何かがあるはずなのだ。

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