見出し画像

実は私、言ってみたいセリフがあります。



私の生涯を通して1度でいいから言ってみたいセリフがあります。
この言葉の難易度はかなり高いと考えています。
でも、必ずや言ってみせると心に誓っています。


そんな私の言ってみたいセリフは、

「名乗るほどの者ではありません。」

です。

いわゆる、

「せ、せめてお名前だけでも」
「名乗るほどの者ではありません。」
「ではっ、せめて連絡先を!」
「いえ、当たり前のことをしたまでですから。失敬。」

みたいな~

こっそりよい良いことをする。
いわゆる陰徳に近い発想ですね。

大好物です。


この前には、
まず人助けをしていていることが前提です。
そうです、人助けをした上で、
さらに名前を聞かれ、
このセリフを残し立ち去るということです。

くぅ~カッコいいッ!!
これぞ、カッコいい大人!


ただ単に、人助けをしただけではこのセリフは言えません。
なぜなら、

相手に名前を聞いてもらえないことには、言えないのです。
相手のセリフあってこそ言えるセリフなのです。


しかも、セリフを噛まずにカッコよく言わなければなりません。
そのためには、常日頃から意識もしておかなければなりませんし、
ちょっとくらい練習なんかしておかなければなりません(笑)


一度、このセリフを言うのに近いシチュエーションに
なったことがあります。
結局そのシチュエーションでは、
そのセリフを言うことはできないのですが、
まぁ未来のための練習になったと思います。


数年前、
満員電車の中で、
座席に座る私は、
ふと目の前の女性が
とても体調が悪そうなことに気が付きました。
勇気を振り絞り、
「座ってください」と
声をかけ席を代わりました。
そして、非常に喜ばれたということがありました。
私が駅で降りる際も
その女性から丁寧にお礼を言われ、
電車でも少しヒーローみたいな視線を
浴びました。
非常にうれしかったですが
電車の中の人たちからの視線を集めてしまい
私は、恥ずかしくて顔が赤面していました。
当然、名前などは聞かれることはありません。
私も、地元の駅ですし名前を聞かれても迷惑です。
それに、親切と言ってもかなり小さな部類の親切です。
こんなことで、名前を聞かれることなど考えられません。
このセリフの難しいところが、
名前を聞かれる級のかなり大きめの親切をすることに加え
「名前を聞かれる」という反応が
起きなければいけないということが
さらに、このセリフを言うハードルを上げます。

しかも、家に帰ってから気づいたのですが
ズボンのチャックが開いていました。
親切をして席を立っていた私のチャックは、
全開だったのです。
おそらく、誰も気づかなかったとは思いますが、
私はかなり恥ずかしかったです。



親切をしたあとに
他人からの視線を感じたくらいで
赤面してる自分も恥ずかしいです。
やはり、このセリフは、
ポーカーフェイスで爽やかに言いたいものです。


思っている以上にハードルの高いセリフですよ。

「名乗るほどの者ではありません。」

是非とも、死ぬまでに1度は言ってみたいものです。
できたら、こっそり報告しますね(笑)

外出する時は意識するぞ~。

なんしか、カッコいい大人になろう。

↓ブログやってます。(元記事もあります)↓
https://thejetsjp.blogspot.com/

絶対、押しちゃダメよ♥️