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Gleeで私は洋楽を学んだ

アメリカのドラマで好きだったのは、24やツイン・ピークス、X-ファイル、SATCなど数々あるけれど、やっぱりGleeが一番好きだ。

偶然NHKBSで放送されているのを見ていたら、思いのほか面白くてシーズン1〜3は全話録画して何回も見た。残念なことに出演者がこれまでに3人亡くなっていて、あのメンバーが好きだった私はシーズン4を最後に続きを見ることができなくなった。

舞台はオハイオ州ライマにあるとある高校が舞台。スクールカースト最下層の学生たちで構成されていた合唱部に、カースト上位の学生たち(アメフト部、チアリーディング部など)が合流していく。人種、セクシュアルマイノリティー、障がい、精神的な苦悩を抱えている子、在学中の妊娠などなど、様々な問題や苦悩を抱えたいわゆる「負け犬」の学生(そして先生)たちが、合唱を通して成長していく物語だ。


私はほとんど洋楽を知らない人だったので、このgleeを見ながらいろんな曲を学んだような気がする。キャスト一人一人が本当に歌の実力がすごいので、ここで私のお気に入り曲をいくつかあげてみたい。

ゲイであることをカミングアウトしているカートが、後に恋人になるブレインと出会う大切な場面。一気にこの歌が好きになった!

主人公・レイチェル・ベリーはゲイの両親を持つユダヤ系の女の子。彼女を代理出産で産んだのが、ライバル校のコーチだった!彼女の母親を演じたのは、「アナと雪の女王」でLet it Goを歌ったイディナ・メンデル。Lady GaGaの曲もアレンジが変わると、印象が違ってすごくいい。

グウィネス・パルトローがスペイン語教師としてゲスト出演して歌った回。彼女がこんなに歌が上手だなんて!

エイミー・ワインハウスの曲はgleeで知った。この歌が好きで何度も繰り返しみた。マーク・ロンソンを知ったのもこの曲きっかけだったかも?!

ちょっとおとぼけなブリトニーを演じたヘザー・モリス。元々はビヨンセのバックダンサーを務めていた彼女のダンスはドラマ内でもピカイチ!ブリトニーの一番好きな歌がこれ!

シーズン4で最も好きな曲。新旧のヒロインが別の場所で同じ曲を歌って、コラボしている。画面の彼女はいじめによる摂食障害に悩まされるという難役を演じているが、この見事な歌いっぷり。


というわけでここには紹介できないくらいGleeではたくさんの洋楽に出会い、それがきっかけで本物を知るということが多かった。ゲスト出演の人たちも半端なくすごい人たちばかりで、ドラマなのにコンサート感が味わえる。そしてさまざまな困難を抱えながらも人を愛することの素晴らしさを教えてくれた、そんな素敵なドラマだった。

ドラマの内容とともに、キャストの歌がまた素晴らしい。現在はNetflix(だったかな?)でも見られるようなので、興味を持たれた方はぜひ!

(12月13日追記)嬉しいお知らせが届きました。ありがとうございます😊

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