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OVER THE SUN世代の目指すセクシーとは?

先日私のnoteをフォローしてくださっている方があるPodcastをお勧めしてくださった。

それがこちら。

OVER THE SUN。洒落た名だ。

でもよく読んでみると、

OVER THE SUN・・・オーバー・ザ・サン・・・・おーばーざさん・・・おばさん?

コラムニストのジェーン・スーさんとTBSアナウンサー堀井美香さんの軽快なトーク。

お勧めされて聴き始めたら爆笑の連続だった( ´∀`)!!!あんまり笑いすぎるため電車の中では聞かないようにしている(すでに電車でお茶を吹き出しそうになった)

リスナーの年代はおそらく私よりちょっと上のお姉さま方が多そうだが、30代〜70代と幅広い。(徳川埋蔵金の話はきっと昭和生まれしか通じないなと思った。)

とにかく2人のトークが面白い。そして突然リスナー(おばさん村村民の方々)からの川柳が読み上げられたりする。秀逸だった作品を一つご紹介。

「このすすぎ シャンプー?リンス? 覚えてない」

わかる!
私もトリートメント流し忘れたり、2回やったりするもん!(リンスとは流石に言わないけど笑)→認知症予備軍・・・。


さてさて、私が今回面白いな〜と思って聞いていた話題が「わたしのセクシーはどこ?」だった。実際のPodcastの内容からは少しズレるがお付き合いいただきたい。

セクシーという言葉を聞くとどんなことを思い浮かべるだろうか?セクシーな下着とか、セクシーなボディラインとか、セクシーな唇とかそのあたりだろうか?しかしどれも外見のことばかりだ。

考えてみると内面のセクシーさを探すのって難しい。

このPodcastを聞いていて、以前読んだ本に書いてあったことを思い出した。

この本を読んだ時、「さすがフランス人!一瞬たりとも気を抜かないのね!」と感心したが、日本人の感覚からするとちょっと疲れるかもしれない。

この本の冒頭にこんな文章がある。それはセンシュアルとセクシャルとの違いについてだ。

Sensual(センシュアル)・・・文字通りsenseの「感覚」と「意味」「良識」といった意味が内包されています。”官能的”とも訳されます。
Sexual(セクシュアル)・・・より外面重視で肉感的かつ性的な意味合いが強いのに比べ、官能的でありながらも、それに加えて感性と知性を磨いて人を魅了することが ”センシュアル”だということができます

更に

セクシュアルは、近代的都市社会の関係から生み出された人工的な香りがするのに対し、センシュアルはより野生に近くプリミティブ(原始的)なもので、人口を経たのち自然を取り戻したような、より成熟した概念と言えるでしょう。それは作為的な香りづけではなく、心身の内側から発する匂いそのものです。だから魅力のタイプが限定的で賞味期限も短そうなセクシュアルに比べ、センシュアルな魅力というのは、体型や年齢といった外面的な条件を超越することができるのです。2015年「パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ」より抜粋

と続く。

私が勝手に解釈をすると、センシュアルとはその人が元々持っていた人間性、生きてきた過程や経験、しぐさや会話、その人が持つ気品、気の利いた会話など、そういったもの全てにセンシュアルな部分が宿るのか…?

そういえばフランス人の男性に「セクシーとは?」みたいな質問を投げかけられて、「知性」と答えたら「お〜」と言われたことがある。え?そういうことなの????

podcastの中では、セクシーさを取り戻すためにデリケートゾーンのケアをやってみるという話題で大爆笑していた。まぁそういう見えない部分を大切にして女性性を高めることも、セクシーさを保つための一つかもしれない。

<タイプが限定的で賞味期限のある>のセクシャルは、40代になるとそれを維持するにはなかなか勇気がいる。私の場合イタいおばさんにならないだろうかと心配してしまう。

一方センシュアルな方が、人生の酸いも甘いも知り尽くしたおばさん世代でも可能性がある!と感じられる。熟成した内面のセクシーさがセンシュアルという言葉に凝縮しているように私は思うのだ。

「おばさん」という言葉はすごく都合がいい。私もたまにおばさんになってやり過ごす事がいっぱいある。

外見的なセクシーさはわたしには微塵もないけど、センシュアルならまだ間に合うかな?

OVER THE SUN 世代の皆さん、どうぞ外見のセクシーだけではなく、内面のセクシーを目指していこう!内側から溢れる美しさには、それこそ年齢も体型も関係ないのだ。


それでは、残暑厳しい日が続きますが、どうぞお身体ご自愛くださいね♪
(リスナーからの決まり文句がご自愛くださいっていうのがなんかいい❤️)










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