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50歳までにやってみたい50のこと 11/50 【SANE養成講座を受講する】

昨年末の記事にも書いた決意。

SANE(性暴力被害者支援看護職)の養成講座を50歳までに受けようと思っています。

新しい年度の始まり。
決意が揺るがないように、こうして残そうと思いました。
私はこの専門的な看護師のことを5〜6年前から知っていました。しかしフラッシュバックやうつ症状がひどく、それ以前に自分の被害を受け入れることができなかったのです。
恐怖で養成講座にたどり着くことすらできず、SANEの前段階の講座を受けたのが4年前。

トラウマ治療を受け、少しずつ被害や自分の行動を振り返ることができるようになってきたところで、SANE養成講座を受けてみようという気持ちになりました。

前回も書きましたが、私はこの講座を受けることによって、新しい職業につくという目標はありません。ただ、そうした被害を誰かに訴えられたときにきちんと対応できる人でありたいし、看護職でありたいと思ったのです。
残念ながら私は自分の被害を打ち明けたときに、親からも友人からも受け止めてもらえませんでした。それは今も大きな心の傷となって残っています。

正しい知識を身につけ、誰かの心の傷を最小限にできるなら…。そして自分自身の救いのためでもあります。

そもそもSANEとはどんな専門職なのかというと…、

SANE(Sexual Assault Nurse Examiner:性暴力対応看護師)は、1976年に米国テネシー州メンフィスで始まり、以降米国各地およびカナダに広まった専門職です。北米にはForensic Nurse(法看護)という専門分野があり、SANEはその法看護師の働きをします(ただし、すべての法看護師がSANEではない)。現在、アメリカにはSANEトリートメントセンターが700ヵ所、全世界の26ヵ国でSANEが活躍しています。

特定非営利活動法人 女性の安全と健康のための支援教育センターHPより抜粋

日本ではつい数年前に法改正がなされ、被害を訴え出る人たちも増えてきました。それでも日本はこの問題に関しては遅れをとっているような気がします。

私のように辛い思いをする人が日本から1人でも減ることを願い、この目標を掲げました。

自分の体調や精神面の様子をみながら頑張りたいと思います。

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