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万年筆、始めました。

「字がとても綺麗で、読みやすいですね。」

思いがけずこんなふうに頻繁に誉めてもらえるので嬉しい。数少ない私の長所だ。

実際カルテなどを読んでいて「いや〜、この人、字が綺麗でなーんて読みやすいんだ」と思っていたら、最後に自分の苗字が書いてあって驚いたことがある。

鉛筆は上手に持てない(こちらの記事参照)が、字が綺麗というのはいいことだなぁと思う。中身は別として、人に与える印象がかなり良くなる笑。

「書は人なり」という格言があるそうだ。私の友人の一人は、非常にダイナミックな字で毎年年賀状を送ってくれるのだが、字の通り豪快で懐と愛情が深い、すごい女性だ。

自分のことは良くわからないけど、毎日私が書いたカルテを読んでいた元同僚から「真っ直ぐで凛とした印象を受けた」と言われた時は、恥ずかしいのと同時に嬉しくもあった。


字だけでその人となりを判断することは難しい。「この人こんな字なの!?意外!」と思うこともある。昔一緒に働いていた超優秀なドクターの字が下手すぎて、「先生、読めません。」と何度も確認したりしてたなぁ・・・。先生、この字でよく国試受かりましたねって冗談で言ってたもの。それがギャップというやつか。

私は文章を書くことも好きだが、文字を書くことも好きで筆まめな方だ。元々メールなど画面上の文字を読んで理解することがとても苦手なので、直筆の方がまだいい。

専らボールペン(ジェットストリームがお気に入り)で書くことが多いけど、最近万年筆がとても気になるようになってきた。

私のイメージでは、万年筆って「黒一択!」と思っていたのだけど、最近は充填するインクの色のバリエーションがとても多いということを知った。

中にはこんなインクも。インクをカクテルのようにブレンドしてくれて、自分好みの色合いに調整できるらしい。

インクだけでなく万年筆本体もいろいろあって、書き味を試したいところ。日本製も良いけれど、今気になっているのはドイツ製の万年筆だ。というわけで近くの伊東屋で太さの違う万年筆で何度も自分の名前を書いてみて、先日ようやく一本購入してみた。
購入したのはこれ⇩

色々ある中でピンクを購入。

たくさんある中でこのピンクが一番気に入った。
極細だけど、細すぎず書き味抜群。


韓国語講座も今日からこの万年筆で書くことにしてみた。

昨年年賀状を出してみて思ったことが、年々年賀状を書く人が減ってきているということ。こちらが出してご迷惑になることもあるのだなぁと痛感した(返信するのにお金もかかるし、LINEなどの方が手軽だものね)。
それでも自分の書いた文字で気持ちを伝えるということも続けていきたいと思っている。

これから桜の季節。
素敵な絵葉書で、大切な人たちにお便りを出そうと思う。


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