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今日は世界エイズデーです

※この記事は2021年12月1日にアップした記事を再編集しております。

今日12月1日は世界AIDSエイズデーです。

1988年、WHO(世界保健機関)は世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12 月1日を“World AIDS Day”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。

17歳の時に、初めてアジアで開催されたエイズ国際会議をテレビで見てから、ずっと心に留めている事柄の一つでもあります。HIVの患者さんのケアをしていたこともありますし、何より2018年にフランスにあるHIV陽性者のための施設で多くのHIV陽性者の方とお話をしたり、実際にマッサージをさせていただきました。彼らの思いを忘れることなく、毎年12月1日にはAIDSに関して何かしら発信をするようにしています。


2022年WHOは、

「Equalize (平等) 」をテーマに、世界のリーダーや市民に対し、エイズ撲滅の進展を妨げている不平等を大胆に認識し、対処し、特に子どもやキーポピュレーションとそのパートナー (男性とセックスする男性、トランスジェンダー、薬物を使用する人、セックスワーカー、囚人) に対する必要なHIVサービスへのアクセスを平等化するよう呼びかけています。

日本WHO協会HPより

全ての人に等しくHIVの予防、検査、治療、ケアが行き届くような社会になってほしいですね。長引くコロナや、戦争による社会情勢の不安定さから生まれる不均衡は、健康問題にも大きく関わってくると思います。

またHIVだけでなく、日本では今年梅毒の感染者数が過去最多を更新しています。こちらも注目すべき点です。

HIV検査は保健所で匿名で簡単に検査を受けることができます。

それは恥ずかしいことでもなんでもなく、自分を、そして大切なパートナーを守るため。その第一歩になればいいなと思っています。





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