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お金という仕組み

私:シリウスには、地球で言う「ベーシックインカム」的な考え方や制度はあるの?

シリウスのミカエル:
そもそもベーシック「インカム」というには、「お金が外からやってくる」という考え方だよね。

僕たちは、「もともと内にあるものを外に出す(表現する)」という考え方を採用しているから、ベーシックインカムや、時給という概念はないかな。

捉え方の問題でもあるよ。仕事がお金を生み出すのか、お金が仕事を生み出すのか? そもそも、僕たちは「仕事」をしない。

私:町や惑星を運営するために、どうしても必要になる作業や仕事はないの?

シリウスのミカエル:
見方によっては「ある」と言えるかもしれないけど、僕から見ると、それもない。そこに最初にあるのは「僕らのやりたいこと」で、「やりたいこと」を実行するために「必要なこと(やるべきこと)」が生まれる。

例えば、宇宙船。船体を磨きたいと思っている人がいれば、その人には「磨かれるべき宇宙船」が必要だ。その人が気の済むまで宇宙船をぴかぴかにすると、その時そこに「ぴかぴかの宇宙船に乗りたい人」がやってくる。
磨きたい人は船に乗ることにはあまり興味が向かないので、乗りたい人を快く送り出す。

……ここで僕らのエネルギーの流れを完全に説明しきることはできないんだけど、あえて言葉にするとこんな感じかな。

つまりは「やりたいこと」の前に、それを実現させる手段として「必要なこと」が現れるんだ。それの繰り返しで、世界が回っていくんだよ。

私:シリウスのやり方は楽しそうだけど、地球ではまだその通りに実行するのは難しそうかな。

シリウスのミカエル:
君がそう感じるのであれば、そうなんだろうね。
信念を変えることは難しいけれど、段々と好きなことをする時間を増やしていくことをおすすめするよ。

そして、惰性でそれを続けないこと。

「さっき文章を書き始めたけれど、今度はピアノが弾きたい」
と思ったら、できるだけすぐにその感覚に従って体を動かす(実際にピアノを弾きに行く)練習をするんだ。

「でも、今始めたばかりだし」
「立つのが面倒」

とかって別の声に割りこませないで、気が向いたらできるだけすぐにペンを置き、鍵盤の前に座るんだ。

大体、本当に他の良くて集中している時って、「次はあれをしよう」とか「あれをしなくちゃ」って考え付かないはずなんだよね。100%それに集中しているから。

他のことが気になりはじめた時点で、多少集中は途切れてきていて、そうするとせっかくの楽しいことに100%のエネルギーが注げなくなる。エネルギーが分散すると、出来栄えの100%ではなくなるから、望んで作ったもののはずなのに納得いかないものになってしまったりするんだよ。

私:じゃあ、例えばだけど。嫌いだと思いながら今の仕事を続けているような人についてどう思う?

シリウスのミカエル:
まず、地球では必要なもの、守りたいもの、欲しいものが多くて大変だよね。
(それらの必要を満たすためには少なからずお金が必要だろうし)3次元の現実を動かすためには、体を動かすことが必要だ。
(肉体労働という意味だけではなく、自分のアイデアを形にするという意。文章を書く、曲を作って演奏する、手芸の作品を完成させる……などなど。)

それらを維持するtまえに、すぐにぱっと仕事を辞めるわけにはいかないことがあるのは分かるよ。

私:そういう人たちが、早く自分の理想の暮らしを実現dけいるように、できることはないの?

シリウスのミカエル:
理想の暮らしを送っている自分を想像すること。

ただの空想じゃなくて、詳しいところまでできるだけ細かく想像するんだ。
そして職場で嫌だと感じることがあったり、気持ちが曇ったりした時は、「私は自分の理想に近づいている。この状況は長く続かない(この状況はすぐに終わる)」と心の中で唱えて、気持ちを落ち着けようとしてごらん。

今まで「嫌だ」と思うことに使っていたエネルギーを、違うほうこうに活かすイメージをするんだ。

この、「理想の暮らしをイメージする」時に、人によっては
・どんな家や家具があるかとか、景色を想像するのが合っている人
・理想の暮らしを送ってどんな気持ちなのか、感情を思い浮かべるのが向いている人
・理想の暮らしの中で、どんな音や香りがするのかという感覚からイメージをふくらませる人

がいるだろうから、自分がわくわくするところから、自由にイメージを広げていくんだ。

人に見せる必要も評価されることも考えなくて良い。自分にとっての100点を目指すんだよ。

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