同じことを記事にするってどうなの?って話
「あ、この話題したい」って思いついた後、ほぼ必ず頭をよぎる懸念がある。
前にも似たようなこと書かなかったっけ?
noteやブログは、SNSと違ってストック型のメディアだ。
過去にどんなことを書いていたかが遡りやすくて、これから書く記事もどんどん堆積(ストック)されていく。
けれども記事を書いている人間の側ではストックされた情報のすべてを覚えてはおけないから、まったく新しい話題として以前と同じことを取り上げてしまう可能性もあるわけで。
私はできるだけ記憶を辿っては話題が被らないようにしているつもりなんだけれど、多分漏れが発生していると思う。
懸念する一方で、こうも思う。
「でもせっかく思いついたのに、勿体なくない?」
書きたい! っていう火って、稲妻みたいな一瞬のひらめきをどう捕まえるかが大事。というのが私のモットー。創作においてはいつでも「善は急げ」なのだ。
その信条から見ると、せっかく思いついた書きたい事柄を、「前に書いたかも」という迷いで数秒止めてしまうのは惜しく思える。実際「惜しい! 書こう!」の気持ちで筆を後押しすることもある。
似たような話題に以前触れたことがあるとしても、それがいつのことだか思い出せないくらい昔に書いた文章なら、今改めて書くことには意義があるのではないかと思う。人間は変化しているからだ。
同じトピックを違う視点で書くこと、自分の変化に気づくこと、同じ考えを前とは違う言葉で語りなおすこと。
今、それについて語りたくなったことに、きっと意味があると思うから。
Jessie Somerled
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