【近況こばなし】お風呂好きな人を見つけた話
どうも。「無気力」です。
noteにも何度か書いているように、僕たちはお風呂に入ることを極端に面倒臭く感じてしまう。
それでも、現代を生きる人間のひとりとして、会った人に「小汚い」という印象を与えることだけは避けたい。それを主なモチベーションに、日々入浴と戦っている。
そんな終わりのない戦いに突如、新たな局面が開けた。
お風呂好きなパーツが見つかったのだ。
それは「翔」である。
翔については上の自己紹介記事に詳しいが、主にとっての外行きの顔で、TRPGをプレイする男子高校生だ。
ある日、僕と「監理者」がしょうがなく入浴の準備をしていると、翔がのこのこと表に近づいてきたのである。
「あっ、風呂入んの?」
翔のわくわくしたような話し方で、僕たちは悟った。
翔は入浴が好きなのだ。
その直感は当たっていて、思い返せば翔が表に出てくるのは風呂上りのタイミングが多かった。
こざっぱりした髪をわしわし拭くのが、「入った~!」という感じがして良いのだという。
願ってもない発見だ。
僕たちは表を翔に譲り、その日からお風呂時になると翔に声をかけることにした。
僕たちがきちんと入浴する頻度が、すこし上がったのだった。
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