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「今日、何もしてないな」と思った時は。【繊細さんが生きやすくなるコツ】
外は暗くなり、時刻はすでに夜。まぶたが重く、じんわり眠気。
それなのに、まだ寝るわけにはいかない! と感じてしまう日があります。
大体、それは疲れている日。
本当は一刻も早く布団に入り、目を閉じるべきです。
分かっているのに、寝られない。
体はまだする作業を求めている。だって、今日はなにもやっていない気がするんだもの。
けれど、ここでちょっと考えてみましょう。今日、何をしたか。
朝、布団から出た。
朝ごはんを食べた。
買い物に出た。
皿を洗った。
洗濯した。
仕事をした。
「疲れた」という体の声を聞いて昼寝をした。
ごはんを作った。
お風呂に入った。
机の上を片付けた などなど。
行動を例示するだけでも、1日の中でけっこういろんなことをやっています。
「1日」とは時間の積み重ねであり、一瞬で過ぎて行くものではありません。
あなたの1日は、あなたがした行動が積み重なってできています。
もし1日中寝ていたとしても、体を休めて自分をいたわった時間が積み重なっているだけ。
決して「サボっている」とか「何もしなかった」ことにはならないと思います。
こうやって「今日、自分がしたこと」を些細な部分まで思い返すと、すっと気が楽になることが多いのです。
「あ。意外といろいろやったじゃん」と思えます。
すると肩の力が抜けて、「けっこう頑張ったし、寝ても良いかな」と素直に布団に向かえるのです。
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