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軽躁状態のやけくそケーキ作り【気持ちが忙しい時の対処法案】

久々の軽躁状態

朝起きると、なんだか気持ちが忙しい。

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。

これはどういう手順でやれば良い?

机に向かったは良いものの、頭の中には「あれ、これ」次々気になることが浮かんできて、作業はまったくはかどりません。

この感覚、久しぶりだなぁ。

自分が軽躁状態とでも呼ぶべきものに陥っていることは、自覚することができました。

振り回されていた以前に比べると、少し進歩。

ただし、対処法は分からない。気持ちばかりが焦る。

衝動 ケーキを作ろう!ダイナミッククッキング

結局、午前中はイライラ、そわそわし、何も手につかないまま過ぎてしまいました。

昼食作りに席を立ったついでに、浮かんできた「とある衝動」を発散することに。

「ああ! もうケーキ作りたい!」

ここ数日、好きなYouTuberさんの動画を一気見していたら、お菓子作りに対する「きちんとやらないと」みたいな思い込みがポジティブな意味で外れてきていたのです。

粉は、半分くらい入れる!
ベーキングパウダーはセンスで入れる!
バターも半分くらい入れちゃう!

みたいなダイナミック料理を作る人たちで、観ているうちに面白くなりました。(興味のある方は、MSSPという4人組のチャンネルをぜひどうぞ!)

自宅の在庫を確認すると、バターはない、卵も少ない。

買い物に行くのはめんどくさい。

よし、粉とベーキングパウダーと卵とチョコレートとか入れたら、なんちゃってケーキくらい焼けるやろ!

衝動性に任せて、「やけくそチョコケーキ」を作ってみることにしました。

やけくそクッキングの結果

お菓子作りは、きちんと計量するのが成功のコツといいます。

材料をたくさん消費するわけですから、「失敗したくない」気持ちも働く。

そのような理由から、私はこれまできちんと計量の上でお菓子作りをしてきました。

レシピ通りに作れば、大体、美味しい。

その「今まで通りの型」を大きく破ったのは、今回が初めてです。

動画を参考に、材料をどんどんボウルに入れていきます。

薄力粉 200g(さすがにこれは計量した)
ベーキングパウダー 4g(前に使った小袋ののこり)
砂糖 ディナースプーンに山盛り大さじ1
卵 1個(卵白と卵黄を分けない)
サラダ油 30g(バターを切らしていたのと、たくさん入れる勇気が湧かなかったため)
牛乳 目分量
板チョコ 3枚
材料はざっと上のような感じです。

まずは粉類と卵とサラダ油を混ぜ、その生地がほどよいさらさら感になるように、牛乳を入れていくスタイル。

板チョコも、湯せんではなくレンジで溶かしたのでムラがありました。

今日はもう、気にしない! だってやけくそチョコケーキだもん! おらぁ!

とにかくボウルの中で材料を混ぜていきます。

200℃に余熱したオーブンで20分。その後、加減を見て追加し、合計30分くらいは焼いたでしょうか。

出来上がったチョコケーキは、まぁ食べれる味。

感想としては、もう少しふくらめば嬉しかったし、もっと砂糖が多くても美味しかったでしょう。

でも、「うおおおお!」と材料を混ぜる感じ、お菓子作りの「計量大事」という原則を無視して目分量を極める感じ、溶かした容器に残ったチョコレートをつまみ食いする背徳感。

それらが私の焦燥感を消し去ってくれました。

作った後は甘い物が食べられて、ほどよい疲労もきて、すっきり。

30分ほどお昼寝したら気持ちもすっきりして、その後は作業に集中することができました。

やけくそケーキ作り、思った以上に効果があります。

頭が忙しくてしょうがない方は、試してみると良いかもしれません。

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