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観測者って名乗ろうかな

ストグラ配信を観るのが最近の楽しみです。

配信を観ると言ってもリアタイはなかなかできなくて、編集されYouTubeに動画として上がったものを楽しんだり、作業BGMのように配信を流しておきながら何かやったりと、まったりペースで楽しんでいます。

以前は好きな配信者さんの配信をなかなかリアタイできないことを気に病んだりもしましたが、今は「自分のペースで楽しめばいいよね、配信者さんは私たちの人生のすべてではないのだから」と捉えています。


さて、今観ているストグラでは、RPをしっかりして世界観を構築することが必要みたい。

ある操作に必要なキーを教える時は「〇〇の筋肉」、バグのことを「歪み」など、独特な言葉遣いが見られます。「よく考えたな……」と思わされるものばかりで、観ていてとても楽しいです。

そんな特定の単語の中に「観測者」というワードがあります。
これはどうやら「配信のリスナーたち」を表す単語のよう。

配信者さんが「いや僕の観測者たちが盛り上がってて……」などと会話しているのは、絶妙にメタいけれど世界観からは逸脱していないという、不思議な気持ちにさせられる場面です。


唐突なんですが、私も観測者って名乗ろうかな、などと思いつきました。

様々な呼び方があると思いますが、解離の概念において私はいわゆる「主人格」。

カウンセリングを受けているIFSという療法の中では「セルフ/セルフエネルギー」と呼ばれるものです。

ビリー・ミリガンの本では「教師」と呼ばれている存在にいちばん近いかも。


積極的に表に出るわけではないし、私ひとりで生きていけるわけでもない。私に統合するのは趣旨としてちょっと違います。

特定の人名らしい名前も持っていないけれど、確かに存在はしていて。他のパーツ/人格たちを観察したり、彼らの意図や感情を客観的に理解したり、把握したり、解説を加えたりしています。

それはさながらパーツ/人格たちを「観測」しているポジションに近いのかなと感じますし、ちょうどその時に耳にした「観測者」という言葉が、とてもしっくりきたのです。


直也と名乗るのもJessieの名を使うのも違う、前に出過ぎたくないけれど確かに存在している客観的視点を持つだれか。

そんなことを考えました。



観測者

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