文章を書くための5ステップ(CC:作文講座)
今回は文章を書くための5ステップを紹介します。
参考にした動画はこちら。『Crash Course(クラッシュコース)』というYou Tubeチャンネルの中の、『The Writing Process』という動画です。
文章を書くための5ステップ=ライティング・プロセス
文章を書くための5ステップは、「ライティング・プロセス」と呼ばれます。
ライティング・プロセスには次の5ステップがあります。これらのステップを原則、順番にこなすことで効果的な文章を書くことができるのです。
1.Invention(発明):リサーチ、他の人と話す、キーワード同士のつながりを見つける
2.Planning(計画):文章を書く上で大切な問に答える
3.Drafting(草稿):実験的に書いてみる
4.Revising(見直し):フィードバックをもらい修正する
5.Editing(編集):フォーマット・文章構成・文体や文法をチェックする
ライティング・プロセスが有効な理由
ライティング・プロセスが有効な理由はライティン・プロセスを用いることで、文章作成に対する過度な期待や不安を減らせるからです。
一般的に文章を書くことは、「世界的な水泳選手のマイケル・フェルプスを見て、水泳に挑戦するようなものだ」と動画では紹介されています。上手い人を見ていると、自分でもできそうな気がするからです。
しかし実際に挑戦してみると、全然上手く泳げずに「自分には才能が無い」と諦めてしまうことがほとんど。
また、「孤独な天才モデル」という思い込みも、文章を書くことに対するハードルを高くしています。
「孤独な天才モデル」とは、「外界との接触を絶ち、孤独になることで良い文章が書ける」という思い込みです。
「プロのように簡単に文章を書ける」という期待や「孤独な天才モデル」の思い込みを乗り越えるには、体系立てられた方法に従う必要があります。
なんとなくではなく、きっちりとした手順を踏むことで、天才小説家になることは難しくても、説得力のある文章の書き手にはなれる可能性が生まれるのです。
ライティング・プロセスの注意点
1.ライティング・プロセスの学び方には2種類あります。「記述的な学び方」と「規範的な学び方」です。
1つ目は「記述的(descriptive)」な学び方。
例えば自分が面白いと感じるブログをたくさん分析することで、面白いブログの書き方を学ぶ方法のことです。
2つ目は「規範的(prescriptive)」な学び方。
例えばブログの先生のような人に、面白いブログの書き方を教わる学び方のことです。
「記述的」および「規範的」な学び方を両方組み合わせて学ぶことが大切です。
2.ライティング・プロセスはステップを行きつ戻りつする。
すなわち、ライティング・プロセスは
1.Invention(発明)→2.Planning(計画)→3.Drafting(草稿)→4.Revising(見直し)→5.Editing(編集)
のように一直線に進むことが、稀だということです。
むしろ
4.Revising(見直し)まで進んだところで1.Invention(発明)に戻ったり、3.Drafting(草稿)の段階で2.Planning(計画)に戻ったりを繰り返します。
そのことを動画では「recursive(繰り返して用いられる)」という単語を用いて説明しています。
ライティン・プロセスをどんどん実践して、自分なりの文章作成法を見つけよう!
最後に、今回の動画のまとめの訳を載せます。
「ライティング・プロセスはステップに分けられる。各ステップで求められるスキルが異なるからだ。そしてこれらのスキルは、学んで改善することが可能である。」
「ライティング・プロセスの各ステップに注目すると、プロジェクトに対する恐怖や自信の無さやストレスを軽減できるのである。また各ステップを経験することで、ライティング力の向上にもつながる。」
「ライティング・プロセスには5つのステップすべてが必要である。しかし、ライティング・プロセスをそのまま用いるのではなく、各人の事情に合わせて多少の調整も必要である。」
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