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ダイヤがダイヤによって磨かれるように人は人によって磨かれる

約25年勤務した会社を辞めてからこの年末で丸5年。フリーランス職業訓練大学というのがあるとしたら、卒業してまだ1年というところ。

しかし今の私を5年前の私が見たらどう言うだろうか。。

まさか暗号通貨をなんだか結構知っていて、ドバイにも詳しくなっているなんて、「一体何が起こったの?」と目を真ん丸にしてしばらく絶句するかもしれない。

先ほど丁度、Facebookで過去の今日というのが上がってきました。

6年前の今日は長崎県五島列島

2年前の今日はアブダビでF1ファイナルの観戦

昨年の今日は2019年だけで3回目のフランス渡航

そして今日は山口県宇部市でセッションをしている

人生本当にわからないもんだと思います。

わたしの仕事の肩書は「夢産み助産師」。

わたしたちひとりひとりの目的をクリアにし、強みを生かし、時に試練を乗り越えるサポートをしながらクライアントさん自身の力で忘れかけていた夢を産み、自己実現を起こしてもらうお手伝い。

それには全くブレがありません。

当初このお仕事は主に私が約25年企業に勤めたという経験とそれを辞めて独立したという経験をベースに行っておりました。

しかし間もなくそれだけでは十分ではない、というか、人様の人生のお手伝いと言うものは私自身も常に「今」を生きることが大切だと言うことです。

常に何か目的に向かってその目的を達成することをし、その体験をクライアントさんにシェアしていくことに意味があるのではないかと気づいたのです。

巷には溢れるほどの成功哲学、ノウハウを教えてくれる情報があります。成功者の方々の経験を読んだり聞いたりするのはとても刺激になりますから参考にするのは大賛成です。ただそれだけでは意味がないと言うことです。

そう、ご自分の成功はご自分の行動にのみその道筋があり、それから得られる経験、価値観を養っていく過程において自信も育っていくもの。

ですから実際私は体を動かし、勉強し、発信し、勘を活用し、喜怒哀楽を味わい・・・といった切磋琢磨を繰り返すといった私の自己成長する場所を選び、毎日が上記の繰り返しです。

企業というひとつのくくられた社会から、ボーダレスな社会へデビューしてなによりも仕事がトレーニングマシーンだと気づきます。

その仕事は自分の夢を実現するための経験をさせてくれ収入をもたらしてくれるもの。

やりたくないことはやらなくていい。これは絶対に妥協しないことです。

やりたいことを通してでも自己成長のための課題がそこにあり、それを超えていく苦しみや厳しさはあります。が、実現したい未来が見えるからそれすらも喜びを感じます。

そしてその成長の壁を超えていくことができるのに欠かせないもの。それは一緒にいてくれる仲間の存在です。

「人」という漢字は2人がお互いを支えあって成り立っている。

人は一人でできることは本当にわずかなこと。

気が付けばいつも誰かにお世話になり、支えてもらい、助けてもらっている。

知らないことを教えてくれ

成長するために時に苦言を呈してくれ

背中をおしてくれ

見守ってくれ

一緒に走り、泣き、喜んでくれる人たち。

私は今まで幾度となく不安な時も経験しました。

悔しい時も何度もあったし、どうしていいかわからなくて泣いたときもあったけど、それを正直に話すことができ、助けてくれる人たちがいつもいてくれていることに気づくのです。

私が経験している迷いや苦しみは、私をそこから救い出してくれる人たちにとっては既に経験済だから

「大丈夫だからね」

といってそばにいてくれます。

ただそれだからといってその状況を彼らがどうこうしてくれるわけではなく「大丈夫だからね」と見守っているだけです。

何をやっても上手くいかないときって言われなくてもわかっていることをわざわざ言ってくれる人やわざわざさらに問題を起こしてくれる人などいろいろ登場します。

それが重なると自暴自棄になったり、倒れたくなったり、逃げたくなったりするけれど、そういう状況を作ってくれる人がいるからこそ、そこから逃げ出さないように

「大丈夫だからね」

と見守ってくれるひとがいる。

だから頑張れる。

ダイヤがダイヤでしか磨けないように人も人でしか磨かれないのだなと思うのです。

人は座学や本だけでは磨かれない。

行動を起こし実践していく過程で、出会い、かかわる人たちとの交流のなかで目的を達成するためのプロセスにおいていつも自分を高めてくれるのは「人」なんだと思います。

そしてその人たちがどういう人たちなのかは、その時の自分がどのステージにいるかをまざまざと見せつけてくれます。

「素敵な人に出逢ったなぁ」

と感じれば、自分を褒めてあげてください。

逆に

「何この人!」

とムカついたらそれは実は自分への言葉なんだと

思い出してください。

すべてにおいて自分がかかわるすべての人が自分のためにいろいろな役割を演じてくれているのです。

そう思うことができたら、すべてのことに感謝することが出来ますね。

自分は人によって磨かれている。

私にかかわるすべての人たちが自分を磨いてくれている人なのだと思えればこんな幸せなことはありません。

だからやっぱり頑張ることをやめられない。

私がもし仮にキラキラした輝きを放っているとしたらそれは皆さんによって磨かれたからなのです。

ありがとうございます。

皆さんも「あのときこんなことがあった」「あんな人にあった」から今自分はここにいるという経験を何度もされていることでしょう。

日々の忙しさに忘れがちですが、時々そんなことを思い出して過去に感謝してみてください。そうすると未来の自分から今の自分に感謝の気持ちが感じられるかもしれません。

やってみてね。


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