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語学習得は地道さと原動力

“la persévérance gagne le succès.”

フランス語を習い始めた時に先生に頂いた言葉です。
日本語に訳すと、“忍耐が成功をもたらす” という意味です。

現段階の私の会話力は、日本語が100点だとすると、英語80点、フランス語10点レベルです。(あくまでも甘い自己判定。)


今はフランス語の勉強に力を入れているので、英語は今のレベルから全く成長しないのですが、仕事では一応コミュニケーションは取れています。

この “一応コミュニケーションを取れている” というのが、自分のレベルを停滞させる一つだと思います。笑


そんな私なりに、語学を学んでいてつくづく思うことを書いてみようと思います。


・地道の先に見る夢

フランス語に本腰を入れ出した時、
フランス語レッスンをしている方のYouTube、語学アプリ、テキストや単語の本など、ありとあらゆる手段を調べ、自分の直感で覚えやすそうと感じるものを探しました。

そして色々と良さそうなものにも出会うのですが、結局覚える段階に入ると、地道の一択

文法の組み立て方、主語や動詞、その活用法、単語の知識を増やすのも、結局はどう模索しても地道で覚えるしか無いのです。

もっと簡単に覚えれるやり方無いのかなと思っても、期待するだけ無駄だと痛感します。


私の義母はフランス語が全く話せずに渡仏したのですが、住み出して2〜3年である程度は会話ができるようになったそうです。(現在はもはやネイティブレベル)

どのようにして学んだのか聞いたら、義母はもともと映画が大好きで、フランス語の映画をひたすら字幕無しで見て口真似をしていたんだとか。

セリフを覚えるくらい同じものを繰り返し見ていたと言っていました。
ちょっと数回やってみたのレベルではなく、ほぼ毎日1年間くらいは同じ映画を見ていたそうです。

そしてある日寝ていて夢を見た時に、自分が自然にフランス語を話している夢を見たらしく、そこから日常でもフランス語がナチュラルに使えるようになっていったんだそう。


実は私も過去に、”実際の自分よりも遥かに流暢な英語を喋る自分” を夢で見ました。その夢の自分が喋っている英語はもちろん夢ながらも自分で理解していて、頭を使うより感覚で自然に喋っている感じなのです。

この似たような夢を見た後の、義母と私の共通の感覚は、
「あ、もうなんか喋れる気がする」 という、夢を見たことで急に現れた自信でした。

今の所は、フランス語の夢を見る気配は全く無いので、まだまだ努力が足りていないのでしょう。早くフランス語を喋る自分を夢でも良いので見たいものです。


・努力する前に原動力を探す

これもまた当たり前のことですが、
地道な努力も当然ですがそれ以上に、努力のパワーの源である原動力次第だと思います。

先に、“一応コミュニケーションを取れている” が自分のレベルを停滞させていると書きましたが、それはまさに英語への原動力を失っている私です。笑

たまに聞き取れないことがあっても聞き直せば理解できたり、うまく伝えれる自信がない時は、そのことを前置きした上で伝えることで相手が理解しようと聞いてくれるお陰で成り立っていたり。

このようになんとかなってしまうと、多少雑な英語でももういいや、と成長が止まってしまっているのが今の私の英語です。
ですが私にもまたいつか英語をもっと成長したいと思う原動力が出てくるかもしれません。

結局はなんだって良いんです原動力なんて。
壮大でもちっぽけでも。ある一定のレベルで無くなってしまっても。


思い起こせば遠い昔、私の英語のちっぽけな原動力は、「マライアキャリーの定番クリスマスソングの歌詞を完璧に歌いたい。」でした。
でもそれができるようになった頃には、他にも歌いたい曲があって、色々と歌えるようになった頃には、なんとなくヒアリング力が上がっていました。


フランス語に関しては、原動力を維持するために、DELFという語学試験を受けました。次の5月も挑戦する予定です。

義母には、語学試験て意味あるの?と言われましたが、私にとって試験自体の意味よりもそれを受けることに十分意味を持ちますし、今はそれも一つの原動力として勉強を続けています。

もちろん受けるからには合格するつもりで勉強しますが、落ちても自分の今のレベルとして受け止めたらいいや、くらいの気持ちです。決して試験は舐めてかかってませんし真剣ですが、それくらい気楽じゃないと原動力として効力が無いのです。少なくとも私には。


まだまだ英語もフランス語も中途半端な私が偉そうに語学学習について書いてみました。

また私の語学状況をアップデートしていけるように引き続き頑張ります。

お読み頂きありがとうございます:)



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