見出し画像

格闘ゲーマーになるまでの雑記02

頭の中を整理するために最近の出来事や近況報告を雑記として書いておこうと思う。

5月3日にコントローラー周りのレイアウトを終え、不安だった操作周りのハードルを乗り越えることは出来たが、何かと課題は見えてきた。

モニターとコントローラーの高さが現状のままだと首への負担が大きい為、どちらも低くするように県外のリハビリの先生からアドバイスを貰った。
言われて見ると確かに上向きでゲームをしている。そりゃ毎日首も痛くなる訳だと思った。

実際にトレーニングモードでコンボ練習を長時間やっていると、首や肩、背中、手首まで全部痛くなる。長時間練習してコンボが上手くなったと喜んでいる間にも身体を酷使している事に気付かされた。

顎も皮が剥けたり赤くなったりと結構酷いことになっていた。
流石に操作する度に痛いのはまずいと思い、ジョイスティックの先端に着けるアイテムを買ってみた。今の所痛みも減っていい感じ。パッドのキノコが斜めになった事で顎がフィットして↑↓の入力が楽になった。とても良い。

最近はこの身を削ってガムシャラにゲームをやる事はしないように決めている。これは心境の変化から来るものだ。

誰かに言われた訳でもないが、私はずっとランクゲームをやり続けければならないと思い込んでいた。私がeスポーツに挑戦し続ければ、誰かにとって何かしらの"気付き"や"きっかけ"になるんじゃないかと心のどこかで思っていたからだ。

でも結局の所、それらが自分の思い込みによるただの正義感だったと気が付いた。今は正義感や義務ではなく、心の底からゲームを楽しめている。

スト5を始めるのは、怖かった。昔みたいに出来なかったらどうしようという恐怖があったからだ。でもそれは、ただの恐怖でしかなかった。実際は、見えない恐怖なんかではなく、出来ないというちゃんとしたリアルだった。

でも落ち込むことは無かった。あの頃のような操作は今は出来ないが、一生出来ない訳ではない事だと遊んでいて気付いたからだ。それからは、どのように工夫すればこれから出来るようになるのかを考えるようになった。

顎で出来そうにもないと思っていた前ステップやバックステップは、キーボードにレバーボタンをアサインする事で最近攻略した。

素早い当て投げや、エドの前ステップを挟むコンボも今は出来るようになった。クラカンコンボの火力も伸びてきた。

だんだん出来ることが増えていく過程は、ディージェイで一生出来ないと思っていたダッシュウルコンが出来るようになった喜びに近かった。

上手く行かなかったらどうしよう、出来なかったらどうしようという恐怖や不安は、実際のところは何でもない思い込みなのかもしれない。

やってみないと分からないばかりのこの人生で、取り敢えずトライしてみることの大切さを再認識した。

私が踏んだ好奇心というアクセルと不安や恐怖で踏み続けたブレーキ。
その両方を踏んで生きた中で格闘ゲーマーに教わった事がある。

それは、迷ったらボタンを押してみるという事だ。

悔い残さず。サイコアッパァ。



この記事が参加している募集

ゲームで学んだこと

いただいたサポートはコントローラーの開発費や、活動費用に充てさせて頂きます。