キッサカバを知るの巻
「キッサカバ」をご存知でしょうか。
最近までこの店は朝から夜まで「PRONTO」だったはず。
これまでもアルコール販売はしていた記憶があるが、最近、夜は目で見てすぐ分かるような酒場風の暖簾をかけ、喫茶兼酒場として営業しているようだ。
すごく好き。ときめいた。
今の数少ない趣味は、業務が終了すると缶チューハイを片手に散歩をして外にいる人を見たり、建物を見たりしながらほろ酔いすること。
(とても楽しいのでお勧めしたいところではあるが、缶チューハイ片手に外を歩くのは人間としてどうなのかという自覚もあるのでやめておきます•••)
それくらい、お酒が大好き。
今日は喫茶店で書き物をしにきた。
喫茶店に入ったらいつも大きめのコーヒーか紅茶を注文して、少しずつ飲みながら作業をする。今日もこの流れになる。はずだった。
今目の前にあるのは酸味の効いた、トマトハイ。
周りには私と同じように携帯やパソコンをいじっている人や、読書する人、打ち合わせをしている人、雑談する人がいて
どちらかというと居酒屋より喫茶店寄り。
これがまた心地良い。
街中の居酒屋で1人パソコンを叩く人はなかなか見ないし、そもそも1人で入店することすら少し勇気がいるからキッサカバのようなお店がありがたい。
また、喫茶店を感じさせながらもお酒が飲めるので、普段居酒屋ではあまり見かけない、女性1人飲みのお客さんも18時以降増えてきた。会社帰りかな。年齢層も幅広い。きっと喫茶店として1人で利用することも多いだろうから、夜でも入ることに対する抵抗が薄いのかもしれない。
これまでも夜はお酒推ししているお店だったはずなのに、なぜこんなにも入りやすくてお酒も頼みやすいのだろう。
きっと、のれんの「キッサカバ」というバー感もなく完全な居酒屋感もなく
喫茶を残したデザインがそそられるひとつなのだろうなと勝手に推測。
そしてお上手だわ、と思うのがお酒がソフトドリンクより若干安いこと。
これは、せっかくだし?飲んじゃうよね。
昔から夜のPRONTOはこんな感じですけど?
と言われたらごめんなさいとしか言えないけど、
個人的にはとても感動してしまって、文章にしてしまった。
おっと、隣の女性はハイボール2杯目を注文。
テーブルにはエビグラタンに唐揚げ、美味しそうだな。
あのおじさまは生ハムに生ビール。この組み合わせ、至福の時だよなぁ。
ジロジロ見るのはいかんけど、
ひとりひとりの人間の生き方をちょこっとだけ見させていただくことが、私の生きる力になる。
そうだ、今日は金曜日。
頑張って1週間生き抜いた自分を褒めないとね。
本当にお疲れ様です。
もし良かったら皆さんも日常のちょっとした贅沢に、1人キッサカバ、おすすめです。
またいこーっと。
jeni
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