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記事一覧

新選組血風録

著者:司馬遼太郎 発行日:1964年 発行元:中央公論社 <あらすじ> 勤王佐幕の血なまぐさい抗争に明け暮れる維新前夜の京洛―― その治安維持を任務とし、守護職松平容保配下にひとつの集団が組織された。その名は新選組。隊長近藤勇、副長土方歳三以下、<誠>の旗印に参集した熱血の隊士たち。騒乱の世をそれぞれの夢と野心を抱いて白刃とともに生きた男たちの群像を、歴史小説第一人者が鮮烈に描く快作。

燃えよ剣(上下)

著者:司馬遼太郎 発行日:1964年3月 発行元:文藝春秋新社 <あらすじ> 幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。 元治元年六月の池田屋事件以来、京都に血の雨が降るところ、必ず土方歳三の振るう大業物和泉守

十角館の殺人

著者:綾辻行人 発行日:1987年9月5日 発行元:講談社 <あらすじ> 十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!

六人の嘘つきな大学生

著者:浅倉秋成 発行日:2021年3月2日 発行元:KADOKAWA <あらすじ> 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。

向日葵の咲かない夏

著者:道尾秀介 発行日:2005年11月1日 発行元:新潮社 <あらすじ> 夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。慌てて学校に戻り、先生が警察と一緒に駆け付けてみると、なぜか死体は消えていた。「嘘じゃない。確かに見たんだ!」 一週間後、混乱する僕の前に、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。半信半疑のまま、僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いは

沈黙

著者:遠藤周作 発行日:1966年3月1日 発行元:新潮社 <あらすじ> 「転びキリシタン」もまた、「神の子」なのか? カトリック作家が描く、キリスト教文学の最高峰。 島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。 神の存在、背教の心理、西洋と日本の思想的断絶など、キリスト信仰の根源的な問題を衝き、〈神の沈黙〉と

世界でいちばん透きとおった物語

著者:杉井光 発行日:2023年4月26日 発行元:新潮文庫 <あらすじ> “電子書籍化絶対不可能”&“ネタバレ厳禁”、30万部突破。 絶対に予測不能な衝撃のラスト――あなたの見る世界は『透きとおる』。 大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。 女癖が悪かった宮内は、妻帯者でありながら多くの女性と交際しており、そのうちの一人とは子供までつくっていた。それが僕だ。 宮内の死後、彼の長男から僕に連絡が入る。 「親父は『世界でいちばん透きとおった物

僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー

著者:ブレイディみかこ 発行日:2019年6月21日 発行元:新潮社 <あらすじ> 優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。 人種差別丸出しの美少年、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、でも、みんなぼくの大切な友だちなんだ―

そして誰もいなくなる

著者:今邑彩 発行日:1993年8月1日 発行元:中央公論新社 <あらすじ> 名門女子校の式典の最中、演劇部による『そして誰もいなくなった』の舞台上で、服毒死する役の生徒が実際に死亡。上演は中断されたが、その後も部員たちが芝居の筋書き通りの順序と手段で殺されていく。次のターゲットは私!?部長の江島小雪は顧問の向坂典子とともに、姿なき犯人に立ち向かうが…。戦慄の本格ミステリー。

夜回り先生

著者:水谷修 発行日:2004年2月1日 発行元:サンクチュアリ出版 <あらすじ> 「おれ、窃盗やってた」「いいんだよ」、「わたし、援助交際やってた」「いいんだよ」―不登校、ドラッグ、リストカット…昼の世界で傷つき、闇に飲み込まれていく子どもたちを、哀しい目で、やさしい目で、見守り続ける教師がいる。 「昨日までのことは、みんないいんだよ」 夜の街を教室に、闇夜を黒板にしながら、眠ることを拒絶する、あるいは眠ることのできない子どもたちに向けて、分けへだてなく言葉を投げ

蹴りたい背中

著者:綿矢りさ 発行日:2003年8月26日 発行元:河出書房新社 <あらすじ> 愛しいよりも、いじめたいよりももっと乱暴な、この気持ち。 高校に入ったばかりの蜷川とハツはクラスの余り者同士。やがてハツは、あるアイドルに夢中の蜷川の存在が気になってゆく…いびつな友情?それとも臆病な恋!?不器用さゆえに孤独な二人の関係を描く、第130回芥川賞受賞。

インストール

著者:綿矢りさ 発行日:2001年11月1日 発行元:河出書房新社 <あらすじ> 突然、学校生活から脱落することを決めた高校生・朝子。ゴミ捨て場で知り合ったクールな小学生かずよしに誘われて、チャット風俗で一儲けすることに。押入れのコンピューターから覗いた「オトナの世界」とは?

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

著者:J・K・ローリング 発表年:1999年 翻訳:松岡佑子 <あらすじ> ハリーはもう13歳。夏休みは、あいかわらず意地悪なダーズリー一家にいじめられる毎日だ。そんな時、アズカバンという恐ろしい監獄から、凶悪犯が脱獄したというニュースを聞く。 アズカバンとは、あの大男のハグリッドでさえ聞いた途端に震えあがった、脱獄不可能といわれる監獄。この凶悪犯がなんとハリーの命をねらっているという。脱獄犯を追うアズカバンの怪物ディメンター。ハリーにつきまとう死神犬(グリム)の影。

ハリー・ポッターと秘密の部屋

著者:J・K・ローリング 発表年:1998年 翻訳:松岡佑子 <あらすじ> 魔法学校で1年間を過ごし、夏休みでダーズリー家に戻ったハリーは意地悪なおじ、おばに監禁されて餓死寸前。やっと、親友のロンに助け出される。ロンの家で夏休みを過ごしたハリーは初めて魔法使いの家族の生活にふれ、毎日驚くことばかり。しかし、新学期が始まった途端、また事件に巻き込まれる。 ホグワーツ校を襲う姿無き声。次々と犠牲者がでる。そしてハリーに疑いがかかる。 果たしてハリーはスリザリン寮に入るべ