インハウスデザイナー達で作るエコシステムは、企業の枠を超えられるのか?
JEITA(ジェイタ)をご存じでしょうか?
毎年開催されるCEATECやInterBEEの主催団体なので、IT業界・放送業界にお勤めの方はご存じかも知れません。
正式名称は「一般社団法人 電子情報技術産業協会」。(長いですね)
IT・エレクトロニクス企業が集まった日本の業界団体で、業界単位で企業から委員を募り委員会を設立、各種調査報告、標準規格の策定から政策提言まで幅広く行っています。
こんな固そうな団体の中に「デザイン委員会」という日本のIT・エレクトロニクス産業に属するインハウスデザイナー達が所属する組織があるんです。
このnoteでは、「JEITAデザイン委員会」の活動を【委員会の中の人】が真摯に、ときには赤裸々に、代わる代わるお伝えしていきます!
遅ればせながら、第1回目は今年度委員長会社のイナガキが担当します!
JEITAデザイン委員会をもう少し詳しく!
これを読んでいるデザイナーの方々は「企業のインハウスデザイナーが集まって、何をしているんだろう?」と気になるところではないでしょうか。
JEITAデザイン委員会は、パナソニック、ソニーグループ、東芝、日立製作所、富士通(※1)、、、、、といった国内23社のインハウスデザイン部門からデザイナーが集まり、3つの専門委員会を構成、業界の発展のために各種活動を行っております。
デザイン委員会の目的
業界としてのデザインレベル向上を図る
参加会社のデザイン活動に還元し、各社の企業価値向上に寄与する
産業発展、社会の利益に貢献する
昨年度までの活動は「デザイン経営」にフォーカス
最近の活動では、「デザイン経営」の実現をテーマに『デザイン経営のための現場ヒント集』を公開したり、2021年のCEATECでは JEITAデザインフォーラム「未来の不確実性が高まる今、企業価値を高めるために必要なデザイン経営の姿とは!!」を開催しております。
今年の活動テーマは「エコシステム」!
さて、そんなJEITAデザイン委員会の2022年の活動テーマは「エコシステム」です。
インハウスデザイン組織のありたい姿として、
「自社貢献に加え、より複雑化する社会課題のイシューを括りだし、企業の枠を超え異業種とのエコシステムを形成し、多様なクリエイティビティの力で課題解決する存在となる」
を掲げ、その実現に向けて各社のデザイナー同士で熱い議論を繰り広げております。
日本のインハウスデザイナーが組織の壁を越えるには!?
社会課題のイシューを括り出すとは!?
次回は、JEITAデザイン委員会の目指すエコシステムについて、熱く語りたいと思います。
乞うご期待!
JEITAデザイン委員会に関するお問合せ先
一般社団法人 電子情報技術産業協会
事業戦略本部 市場創生部 志村・飯沼・飯野
※1:2022年度JEITAデザイン委員会参加企業は以下の通り(敬称略)
OKIプロサーブ、オムロンヘルスケア、キヤノン、コニカミノルタ、JVCケンウッド・デザイン、シャープ、セイコーエプソン、ソニーグループ、TOTO、東芝、ニコン、NEC、東芝テック、パイオニア、パナソニック、日立製作所、富士通、富士電機、富士フイルム、富士フイルムビジネスイノベーション、三菱電機、リコー、レノボ・ジャパン
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