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[2/2] 「極限集中音楽鑑賞」「視覚を占有させたい」「アーモンド効果」

全力で音楽を聴くと、楽しい! (疲れるけど)

聴覚は比較的占有しやすいけど、視覚は難しいな~という話。あと全然関係ないけどアーモンド。

極限集中音楽鑑賞

たまに、すごく音楽が聴きたくなる。

普段から音楽自体はよく聴いているものの、その「激・音楽聴きたい状態」のときは通常の状態と違い、とにかく全力で音楽を聴きたくなる。自分の感覚と思考のすべてを「音楽を聴く」ことに捧げて、100% の力で音楽に没入したい。

そういうときは実際に試みている。

部屋を適温になるよう調整し、人の寝静まる深夜を待つ。時が来たら、空調を止め、部屋の灯りを消す。イヤホンかヘッドホンを装着したら、椅子に腰掛けるかベッドに寝転ぶ。目を閉じて、全身の力を抜いて、音楽を再生する。音楽が止まるまで、身体も止めたままにする。聴覚と、そこから聴き取ったものに反応する思考だけにすべてを集中する……。

こういうことを、たまに好きなアルバムとかでやっている。

ここまで全力を尽くして音を聴くことというのは実はそこまでなくて、やってみると結構感動することが多い。普段は聴き逃していたり、気づかぬうちに素通りしている音や詞に、集中した意識が反応することで想起される映像 (視覚) や感触 (触覚) を感じることは端的に言って幸福な瞬間である。

特に自分が現実離れしたモチーフを好むこともあって、だれかの創作という刺激を受けて自分のその時の感覚が反応して出来た、その場限りの幻想世界に潜るような体験になる。自分の感覚も関わっていることなので、同じ音楽でも時と場合によって違う反応があるから楽しい。

視覚も占有させたい

ところで、僕は ALI PROJECT が大好きなので、ニューアルバムが出ると決まって集中音楽鑑賞したくなる。しかし最初に聴くときは当然歌詞を知らないし、アリプロの詞は詩的で聞き慣れない言葉も出てくるし、メロディも難解なことが多くて、初めてで歌詞を聴き取るのはかなり困難だ。

そこでまずはブックレット (歌詞カード) にお世話になりたくなるが、ブックレットを眺めながらの音楽鑑賞をしようと思うと、部屋の灯りを消せないし、手はブックレットを持ち指はページを捲らないといけない。視界の端に余計なものが映るのも、手指から力を抜くことができないのも好ましくない。

だから HMD 状のデバイスで、曲目の進行と同期してブックレットのページで視覚を占有してくれるものがあったらいいなあ、と思った。需要があるかは知らないけど……。

アーモンド効果

セブンイレブンだけで売られているアーモンド効果 Straight がおいしい。

アーモンドの効果はよく知らないけど、ストレートの名が表すとおり相当なアーモンドを感じる。欲を言えばもっと砂糖を控えて甘みが少なくてもいいかな。

それにしても「アーモンド効果」ってすごいネーミングだなあ。機能性表示食品とかではないから具体的な効果について何も書けないのに、商品名としてデカデカと「効果」と書いてあるのが面白いな。こういう名前にしておくだけで「なんだかよくわからないがアーモンドを摂取するとアーモンド効果が発揮されるに違いない!」みたいに思われたりするのだろうか。

聴覚や視覚について文章を書いていたら、うっかり味覚についても考え始めてアーモンド効果の話をしてしまった。そういうこともある。

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