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【人間関係】どうしても逃れられない!嫌な人にはどう対処すべきなの?

※今回は無料記事となっておりますので、メンバーシップ会員以外の方も最後までお読みいただけます。

本日もお越しいただき誠にありがとうございます。神様の奇跡が起きています。愛してます

今日の記事も5,000字以上になってしまいましたので、是非ゆっくりしていってくださいね。

さて、うっかりしていて公開が後ずれしてしまったのですが、実はこの記事を書いたのは2024年3月21日(メンバーシップオープン前)でして、この日、雪が降りました。

日本有数の豪雪地帯に住む私ですが、さすがに3月下旬ともなると滅多に雪は降らないわけで、今年は変な気候だなぁとしみじみ感じているわけでございます。

とはいえ、「3月下旬に雪が降りました!珍しくてビックリ!」などという程度で記事を書けるほど私のメンタルは強くないのですから、一応それなりに理由を持って執筆に取り掛かっております。では何故記事にしようと思ったか。

それは雪に心から感謝できたからです。

何故なら3月中旬~下旬は当地域に於ける花粉の最盛期。ありとあらゆる人体実験をもってしても全く改善の兆しが見えないほど重度の花粉症を患う私にとって、毎年この時期は相当な覚悟を持って挑まなければならず、事実、前日まで重症化しすぎて夜中に高熱を出す始末でした。

ですが、本日(3月21日)は本当に快適に過ごせております。その理由はいわずもがなですが、雪が降ってくれたからです。雪が降ったからこそ、今日だけは花粉が飛ばず、症状が劇的に和らいでくれたのです。

先ほども申し上げました通り豪雪地帯に住む私ですから、雪には相当大変な思いをさせられてきました。ですが今日はむしろ雪に心から感謝し、なんなら一週間くらい降り続けてほしいとさえ思っているレベルなんですね。

そんなわけで今回は「今まで苦手だったものに感謝できた」という本日の実体験を踏まえ、人間関係に関する記事を書いていこうと思います。


1.逃れたくても逃れられない人間関係

まず想像していただきたいのですが、あなたの周りに「苦手な人」や「嫌いな人」はいるでしょうか。

顔を思い出してゾッとさせてしまったのであれば申し訳ありませんでしたが、やはり人間社会で生活していれば苦手な人や嫌な人の一人や二人、必ずいるものです。私だってそうです。

そして、その人たちに対してどのように感じているかと言えば、おそらく「できるだけ関わりたくない」というのが正直な感想なのではないでしょうか。

もちろん、関わらなくて済むのであればその分余計なストレスを感じなくて済みますしそれがベストな選択だと私も思うのですが、同時に「それができれば苦労しないよ!」という声も聞こえてきそうです。

ですから、今回は「逃れたくても逃れられない人に対する認識をどう変えていくか」ということに焦点を当ててお話していきますね。

さて、先ほどの雪の例からなんとなく本日の結論が予想できた方もいらっしゃるかもしれませんが、はい、今回の結論は正に「苦手だと思っている人もいつか必ず感謝に値する人物になってくれる」ということです。

ですがこれだけだと、特にスピリチュアルに精通している方であれば「まぁそりゃそうなんだけどさ。頭ではわかってるんだけどね・・」という感想で終わってしまうかもしれません。

実際、頭ではどんなに「嫌な人ほど自分を成長させてくれる重要な人物だ」とか「これは私の前に現れた"お試し"なんだ」とか「この人を愛することができればネガティブとポジティブのギャップで莫大なポジティブエネルギーが未来に投げられてそれがいずれベルトコンベアに乗って云々…」とわかっていても、いざその人を目の前にすると「やっぱり嫌なもんは嫌なんだよ!!」となってしまうものです。

そのこと自体は別に悪いことではありませんし、「嫌だ」と感じること自体が未来に悪影響を及ぼすとも私は思いません。同僚に愚痴をまき散らしてしまうことだってあるでしょう。

それはある意味人間であれば当然のことですし、これをなんとかするというのは難易度に個人差がありすぎて方法論を一般化することは極めて難しいことも事実です。

ただ、どんなに腹が立っても、どんなに不快でも、一つだけ絶対にやってはならないことがあります。

2.絶対にやってはならないこと

それは「あの人に仕返しをしたい」と思うことです。

人は嫌な人に出会ったとき、なんとかして元の自分の状況(嫌な人に苦しめられる前の平穏な自分の状況)に戻りたいという心理が働きます。これが広義に於けるホメオスタシス(恒常性維持機能)ですね。

そしてそのための方法論として「相手が改心すればなんとかなる」「相手がどこかに異動してくれればなんとかなる」もしくは「相手にバチが当たれば私もスッキリする」「バチが当たってくれればあの人も改心する」などと考えたりするものですが、事実、それは往々にして実現しません。というか、その気持ち自体が自分を苦しめる最大の要因となります。

つまり、「相手に変わって欲しい」と思うことだけは絶対にやめてもらいたいのです。何故なら他人を変えるなんて不可能だからです。というか、「不可能だというスタンス」に立たなければ、必ず同じことが繰り返されるからです。

もちろん、仮に何らかの仕返しをしてそれが成功すればその時は多少スッキリするのでしょうが、一方で成功してしまった以上、あなたの脳内には「怒りを感じる」→「仕返ししなきゃ」の自動プログラムが出来上がってしまうという恐ろしい現象が起きてきます。

つまり、怒りを感じるたびに「相手を変えなければならない」という極めて難易度が高いルートを選択せざるを得なくなってしまうのです。そしてそれはほとんどの場合実現しないわけですから、更に怒りは際限なく積もり続けていく、といった具合ですね。

(ちなみに当たり前ですがセクハラとか暴力とか詐欺とか、法的手段に訴えるレベルの話は別ですよ。それはしかるべき措置を講じてください。あと、仕事上で後輩の態度を改めてもらうため指導するとか、業務遂行上必要なことも今回の理論と切り離して考えてくださいね。「必要な指導」と「ネガティブな感情から派生した仕返し」は全く別物でございます)

3.「仕返ししたい!」が引き起こす事態

それともう一つ考えていただきたいことが、相手にバレるかバレないかはともかくとして、そもそも仕返しを目論んでいるような相手に優しく接するような人が果たしているのか、ということです。

人間はどんなに包み隠そうとしても必ず根底にある敵意を露呈してしまうものですから、当然あれこれ仕返しを画策している以上、それは少なからず相手にも伝わってしまいますし、相手の態度もそれに比例して冷たいものに変わっていきます。

つまり、あなたが「仕返しをしたい」という気持ちを抱え続けている以上、嫌な相手もそれに呼応するようにあなたに対して反感を持つようになっていき、結果的に

「怒り」→「仕返しの画策」→「相手の反感を買う」→「嫌な対応を受ける」→「怒り」→「仕返しの画策」→「相手の反感を買う」→「嫌な対応を受ける」→「怒り」→…

の循環が永遠に繰り返される可能性が極めて高いのです。

ベルトコンベア理論(4/1、4/2の記事参照)で言えば、怒りやら恨みやらを山ほど未来に投げ込んで、結局またそれが自分に降りかかって更に大きな怒りや恨みに繋がってネガティブスパイラルに陥っていくイメージですね。

4.「嫌な人をなんとかしたい!」の処方箋

ではどうするか。

それは嫌な人に出くわした時、もしくは不快なことを言われた時はまず「相手をどうしたいか」ではなく「自分は何をするか」に焦点を当てることです。

その上で「今自分は不快に思った」という事実のみを受け入れ、機械的に脳内でこう唱えてください。

「でもこれが素晴らしい未来に繋がっていたなんて」

言葉は何でも結構ですが、要するに「その人、その事象が結果的に自分の人生にとって最高に良い影響を与えてくれたんだ」という既成事実を、未来の自分の立場に立って唱えるのです。

もちろん嫌なことを言われた直後は当然そんな気持ちにはなれないでしょうから、少し落ち着いてからでも翌日でもいつでも結構です。

そして過去の出来事を強制的にポジティブに変換してしまえば、それは必ずその通り実現します。何故なら未来に「これがあったからこそ今の幸せがある」という既成事実を投げ込むことができるだけでなく、うまくいけば嫌な人に対して感謝の気持ちさえも持つことができるようになるからです。そして、少しでもそういう気持ちになれたなら、相手の態度も必ずそれに比例して好転していきます。

「過去の悪行に対して報いを」なんて考えは捨ててください。その時、その瞬間以降のその人が自分にとって望ましい姿になってくれるのであれば、結果としてそれが一番理想的なのです。

また、周囲に愚痴や不平不満をまき散らしてしまって後悔した時なども、「でもまさかあれが素晴らしい未来に繋がっていたなんてねぇ・・」と後から付け足してやれば、嫌な出来事も、それに対して自分がネガティブをまき散らしてしまったことも、全部リセットできます。

要するに過去の出来事の捉え方次第で、未来はポジティブにもネガティブにも変換できるのです。

ちなみにこの方法論は、日常生活のありとあらゆる場面で応用が可能です。例えばどうしても行きたかったライブのチケットが誰かのせいで取れなかったとか、上司からの電話のせいで最高の一日がぶち壊しになったとか、そんな時にも「でもあれが最高の未来に繋がっていたなんて」とか、出来事自体をプラスに書き換えてあげれば結果は後から付いてきます。

心底そう思えているかは全く関係ありません。機械的に唱えればそれが既成事実として、時間差で本当にそう思えるような未来に繋がってくれます。そしてこの呪文を習慣化すれば、自分の身に降りかかるすべての出来事を理想の未来へと繋がる重要なファクターに塗り替えることができるのです。

それはもしかしたらオセロに似ているかもしれません。白い未来を既成事実として投げ込んだ瞬間、たとえどんなに辛い現象が目の前に起きていたとしても、未来から現在までのすべてが白に変わるイメージですね。

これは「考え方だけが変わる」のではなく、本当に「今後起きる出来事自体が変わる」方法論です。ポジティブな現象ばかりが起こる人というのは、往々にしてこれに近い考え方をしていらっしゃいますし、有名な松下幸之助さんの「成功した3つの理由」なんかも非常にわかりやすい例ですね。

ちなみに私は、今ではもう「でもこれが素晴らしい未来に繋がっていたなんて」と脳内で唱えたりはしていませんが、すべての嫌な出来事に対して必ずそういう思考を持つよう訓練した結果、自然とそう思うことができるようになりましたし、その繰り返しを経て理想通り願望を実現し、こうして記事の執筆ができているわけです。

わざわざ定型文を唱えるのがめんどくさい、という方はなんとなく意識するだけでも構いません。いきなりそういう考え方はできなかったとしても、訓練だと思って淡々と続けていけば自然とそういう思考になれるはずです。そしてもしそうなれれば、後は「何が起きても幸福」な人生が必ず待っています。少なくとも今現在の私が本気でそう思えているように。

5.まとめ

それでは話をまとめますが、今日の要点を2つに集約すると

嫌な人や苦手な人に対して絶対にやってはいけないこと
→「相手に仕返しをしたい」と考えること

絶対にやってほしいこと
→「これが素晴らしい未来に繋がっていたなんて」と唱えること

となります。

皆様が嫌な人、苦手な人を「自分の人生を好転させる単なるイベント要因」だと思える日を楽しみに待っています。

最後になりますが、私は冒頭で「今日はむしろ雪に心から感謝し、なんなら一週間くらい降り続けてほしいとさえ思っているレベルなんです」と書きました。

世の中はありとあらゆる事象や人、物質がひしめき合って成り立っています。その中であなたが「苦手」と感じるものはどれくらいあるでしょうか。

1つだったとしても、数えきれないほどあったとしても、いずれにせよ、そんな苦手なものすべてに対して「まぁいつか感謝できる日がくるさ」みたいな、ふわっとした心構えでゆるく生きることも、激動の社会だからこそ、自分を保つ手段として大切なのかもしれませんね。嫌な人にも、雪にも、そして花粉に対しても。

では、本日もここまでお読みいただきまして本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

神様の奇跡が起きています。愛してます

Jeg


とんでもなく不快なことを言われた時にも「このボケ絶対報復してやる」などと思わずに「なるほど、これが理想の未来に繋がるイベントなんだな」と解釈して優雅に受け流している人の図。嫌なこと言われたら是非このイメージ図を脳内に思い浮かべてみてください。難易度高めですが、これができるようになったらプロです。

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