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【人間関係】相手に暴言を吐いてしまったときの早期解決法を解説

※今回は無料記事となっておりますので、メンバーシップ会員以外の方も最後までお読みいただけます。

こんにちは。Jegと申します。本日も記事を開いていただき、本当にありがとうございます。愛してます

さて、実は明日から三日間に渡って長編記事(前編、中編、後編の三部作)を投稿しようと思っているのですが、これがかなりマニアックかつ大変重要な内容でして、ちゃんと書けるか不安なレベルなんでございます。

とはいえ、あまり意気込みすぎると堅苦しい記事になってしまうリスクを伴いますので、では本日は肩の力を抜く意味でも、ちょっと趣向を変えて私自身が今思いついたことを思いついたまま淡々と書いていこうと思います。(ちなみにこの時点でまだ何を書くか決まっていません)

・・と、「そうだ、相手を傷つけちゃったときの対処法について書こう」というひらめきが今舞い降りてきましたので、ではそれについて一気に書いていこうと思います。

そんなわけで本日のテーマは「暴言吐いちゃった!」もしくは「相手を傷つけるようなこと言っちゃった!」という時の対処法についてです。

例えば同居してるおばあちゃんが日頃からあなたの行動を逐一観察してあれこれ不安がっているような心配性の人だったとして、そのおばあちゃんから「あなた休みの日にずっと家にばっかいて、たまには出かけなきゃ体に毒よ」みたいなこと言われたとしましょう。

自分としてはいつも仕事でクタクタになっているんだから、休みの日くらい誰にも指図されず家でダラダラしたいと思っているのですが、それを指摘されてしまったわけです。

こんな場合、「そうだね、じゃあ出かけよう」なんて素直に思える人は少ないと思いますし、「なんでいちいちそんなことまで指図されなきゃいけないの!?」と感じるのが当然の反応かと思います。

というか下手すれば「そんなんいちいち言われる筋合い無いわ!」と怒鳴ってしまうかもしれませんよね。

そして仮に怒鳴り散らかしてしまった場合、後から「ああ、おばあちゃんは自分のことを心配して言ってくれたのに、落ち込ませちゃったな」と後悔したりするものです。

まぁ本気でおばあちゃんのこと大っ嫌いで一刻も早く別居したいと思ってるような状況だったら「ざまぁみろ」くらいにしか思わないのかもしれませんが、恐らく私の記事をお読みの皆様は何らかの暴言を吐いてしまった後に「ああ、やっちゃった・・」と落ち込む方の割合が多いのではないかと予想しております。

そしてそんな自分を更に苦しめるのは、暴言を吐いてしまった相手の態度が今後どのように変化してしまうだろうという不安だったりするわけです。

こんな場合は往々にして時間が解決してくれるのを待つしかないのですが、一つだけ関係を早期に修復させるコツがあります。

それは「暴言を吐いてしまった相手」ではなく「その他の人」に、いつもより優しく接してみるということです。

何故なら暴言を吐いてしまった直後に相手と仲直りしようと思っても、それは難しいからです。人間の怒りは、一定時間を過ぎないと落ち着いてはくれないのです。

以下に人間の怒りが静まるまでの時間を簡単に記載しておきますね。

人間の怒りが静まるまでの時間

もちろん個人差やその時の状況次第で前後する、という前提ありきですが、一般的には怒りの感情がピークに達するまでの時間は約15分と言われております。そしてそれが完全に落ち着くまでには数時間から一日かかります。

つまり、仲違いが発生したら最低でも一日は待った方が良いということですね。

まぁケースバイケースなんで即謝った方が良いと感じたら怒りがピークに達する15分以内に謝るのがベストなのかもしれませんが、自分も感情が高まっている状態だとなかなかそんなに即謝るなんてできなかったりしますよね。

ですから、自分の怒りも相手の怒りも静まるのを待ってから、お互い冷静に事実と向き合う方が結果的に近道だったりするわけです。

ただ、何もせずモヤモヤしながら一日を過ごすというのも、それはそれで「せっかくの休日がばぁさんのせいで台無しだよ!」とかいう別の怒りを発生させてしまう可能性もあるわけですから、だからこそ「他の誰かにいつもより優しくする」というプロセスが重要なのです。生身の人間でも、ネット上でも、SNSでも、相手は誰でもOKです。

これはベルトコンベア理論から説明できますが、まず「不快な相手に暴言を吐いてしまった」という事実はネガティブな事象として未来に投げられますから、放置しておけば何らかのネガティブな現象となって返ってくる可能性があります。

一方で、「他の人にいつもより優しく接した」という事実はポジティブな行動として未来に投げられますから、「人間関係」という同ジャンルの中で先ほど投げてしまったネガティブな行動と相殺し合って、結果的に±0にできるというわけです。

ここで「以上で終わりです!」としても良いのですが、これだけだと不親切かなと思いますので、では「他の人に優しくする」ということが「怒り」に対してどのような効果があるかも心理学的観点から記載しておきますね。

他の人に優しくするメリット

「他の人に優しくする」ということは「自分の怒りを静める」ことにも繋がります。また、人が誰かに対して親切な行為をすると、その行為自体が自分自身に多大なるメリットをもたらすことも明らかになっています。

以下に具体例を記載しますね。

①誰かに親切にすることで、脳はドーパミンやセロトニンなどの幸福感を高める脳内物質を放出します。これらの脳内物質は「幸せホルモン」とも呼ばれ、気分を向上させ、怒りやイライラを和らげるのに役立ちます。
②他者への親切な行動は、自分自身をよりポジティブに認識させてくれます。そして自己に対するポジティブな視点が強化されることで、怒りやフラストレーションに対処する能力が向上していきます。これが何度も紹介している「絶対的な自己肯定感」ですね。
③これは当たり前ですが、他人に親切にすることは周囲の人々との人間関係を改善し、社会的な繋がりを強化してくれます。孤立感や疎外感を減少させ、怒りの感情を抱きにくくする助けになる、ということですね。
④「人に親切にする」ということは「人を助ける」ということにも繋がります。心の平穏を保ってあげるとか、癒してあげる、といった具合ですね。そしてこの「人を助ける」という行為は、ストレスを感じる際の生理的反応を軽減することが実証されています。そしてストレスレベルが低下することで、怒りを感じる頻度や強度が減少する可能性があるのです。

このように「他の人に優しくする」ことは、怒りや不安を減少させ、自己と他者との関係を改善する有効な方法と言えるでしょう。

つまり、「暴言を吐いてしまったという事実」と「おばあちゃんと仲直りするという目標」の間に、「他の人に優しくする」というポジティブなクッションを挟むことで、その過程で本来発生するはずだった「不快な発言」「暴言」「怒り」などへのネガティブな執着を一時的に封印することができ、その後ありのままの姿で、ありのままのおばあちゃんと向き合えるようになるから、結果的に仲違いも早期に解決されやすい、というわけですね。

(まぁもちろんまた不快なこと言われたり無視されたりするかもしれませんが、その時にも「よし、もう一回やり直しだ」くらいの心構えでまた他の人に優しくするプロセスから開始していただければと存じます。)

要するに何が言いたいかというと、「不快なこと言われた」「暴言吐いちゃった」という場合には、早めにその事実から執着を手放すことが重要ですよ、ということです。

執着している時間が長ければ長いほどネガティブな思考を未来に投げ込み続けることにも繋がってしまいますし、それは本当に「ネガティブなおばあちゃんとの関係性」として返ってきてしまうかもしれないからです。

だからこそ、「他の人にいつもより優しく接する」というタスクにいったん意識を向けることでネガティブな執着を早期に手放し、ポジティブを未来に投げて相殺し、双方の怒りが落ち着いた頃にゆっくり相手と向き合うことが有効と言えるわけですね。

皆様もうっかり誰かに酷いことを言ってしまった場合には是非この方法を取り入れてみてください。そしてその効果は、やってみれば必ず実感できるはずです。過ぎたことを後悔して落ち込んでも仕方が無いのですから、それを「他の人に優しくするキッカケになった」とむしろ喜べばいいのです。

それでは、一気に書きましたのでざっくばらんな内容になってしまったかもしれませんが、本日のお話は以上となります。

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

神様の奇跡が起きています。愛してます

Jeg


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