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俺らのスーパーディフェンダー


J2 第31節 vs金沢戦
G大坂U23で1年間を共にした俺らの
スーパーディフェンダー 松田陸 との対決であった。

楽しかった
すごく楽しかった

過去このチームメイトとの試合はやっぱり特別なものがある
古巣となればもっと興奮するんだろうとよく妄想している

彼は僕の一個下で高校時代からプリンスリーグや練習試合でマッチアップしていた
だから、お互い何となく知っていたがまさかG大阪で一緒になるとは思わなかった

off the pitch ではとにかくポンコツだ
具体的なエピソードはあげれば切ないほど

ちなみに松田ポンコツであだ名は まっぽん

基本的に先輩である俺の話には的確なタイミングで相槌を入れてきて話はいつも聞いてる風
でも『オレ今なんて言ったー?』と聞いても全く答えられない

今日飯どこ行く?
と聞いても答えは決まってどこでも良いですよと言われる

優柔不断なのだ。
もっと言えば何も考えていない

しかし、ピッチに入ればこれ以上無い頼れる存在になる。

僕らの中で
「タギル」どんな言葉が流行った事がある

燃えたぎるから来た言葉だと思うが、まさしくそんな言葉がピッタリである。

ヘディング 1vs1 ポジショニング ビルドアップ
どれをとっても平均以上
まさに守備の要
俺がミスしても何も言わずにカバーしてくれる

よくU23の練習で5vs5などのゲーム形式の練習をした。
その時に陸と逆のチームになると縦パスを差し込もうとした時必ずと言っていいほど目があう

そして、完全に読まれて取られる。

毎回毎回陸と対峙すると嫌になるくらい読まれてる気がしてる。
何なら陸が2人居るんじゃないかと錯覚した日もあった。

まぁシンプルに俺がもっと技術磨けって話なんですけどね 笑

今回の試合で陸は右SBで自分は右CB

自分んからのサイドチェンジがいつもより少ないと感じた方もいるだろう
理由は相手の右CBが常に牽制していたから蹴れなかった

試合中何度もサイドチェンジを試みたが相手の右CBは90分間通して自分のサイドチェンジを狙っていた。

映像を見返してもサイドチェンジが来そうな時
陸は少し外側を気にするそぶりを見せてCBの自分からのロングボールを入れられないように僕と駆け引きをしていた。

この懐かしさは書き留めておかないときっと忘れてしまう。
そう思いながら今これを書いている。

あの駆け引きは自分の中ですごく懐かしかった
相変わらず陸には完敗だ

実は去年CBをやり始めた時陸のプレーを結構参考にしていた。
そのくらい彼はいい選手だしこれからもっと良くなると思う

自分も負けないように頑張るだけ。

以上俺らのスーパーディフェンダーを褒めちぎる回でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。



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