仕事がない!
でも油漏れは静かに起きている……
2年前に独立してから、昨年末まで大きな現場が続いていましたが、1月に入って全く仕事がなくなりました。緊急事態です。もともと北海道は雪が深く、現場系の仕事は出てこない場所です。除雪業者以外は、長い正月休み&挨拶周りの月と割り切っているようです。
油の調査、浄化の仕事も雪が降ると発見・対処がしにくく、また給油業者も冬はたくさん使っているということから、漏れていても2回3回と継ぎ足し給油することがよくあります。この時期雪に隠れて漏洩がわかることが遅れ、数千リットルが流出するということもよくあります。
メーターのチェックはこまめに
遠隔でメーターに異常を感知すると警告されるという便利なシステムがありますが、つけているところはわずかで、一般家庭や日々使う事務所・事業所では、定期的にメーターの確認を行うことをお勧めします。また防油堤や配管も落雪や凍結などで破損していることがあり、雪どけとともに一気に漏洩が広がることがあります。
油もれは敷地内に留まっている限りはさほど問題になりませんが、一旦敷地外に流出、隣地を汚染、下水等を通じて河川にでてしまうと大変な問題になります。特に、健康被害や農業・漁業への影響を及ぼすと、多大な賠償が発生する場合があります。
油は危険物であるという認識で、日常からの設備の点検を
北日本では灯油は暖房などに欠かせない存在で、身近な必需品となっています。適切に扱っていれば安全ですが、分類的には危険物の扱いとなっています。火災の原因となることが一番の問題ですが、最近は環境的観点からの汚染が問題となっています。建物の床下に入り込むと、その臭いで健康被害が起こる事例が結構発生しています。
仕事がないおかげで、このようにブログ活動も始められましたので、この期間はよかったということにしたいと思います。今後も専門の油もれ対策などの内容や、他の興味分野も含めて投稿をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
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