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VENTに行ってきた!(中編)


 えー、TikTokに動画上げてるやつ、IQ2桁。どうもjeenyaです。何日もお待たせしてしまったので、自己紹介の時にあるある言うYouTuberのモノマネから入らせていただきました。

 今回は衝撃的なDJを見せてくれたSeihoさんの動画をYouTubeで調べていくうちに見つけたある動画、その動画のコメント欄が荒れに荒れておりました。そんな悲しい現実から思ったことを書いていきたいと思います。


 僕が見た動画は「KID FRESINO,Seiho-720」(https://youtu.be/aUQu49f8jIA)。これは皆さん、そして僕も大好きなラッパーKID FRESINOが Seihoさんのビート(?)に乗せて歌う楽曲なのですが、これはNIKEのworkshop由来のプロデュース楽曲となっておりまして、NIKEの公式アカウントから投稿された動画となっているわけです。まぁ普通にその曲を聴いて、動画も見て「あー、いいですね〜」と思ってた矢先、コメント欄を覗いてみると楽曲及びムービーに対してのリアクションの中に、極めて政治的で社会的なコメントが幾つか見受けられたわけです。内容はざっくり言うと「NIKEは強制労働で成り立ってる企業だから嫌い!」みたいな話です。お隣の国の話ですね。まぁ真偽は定かではありませんが()、この話は有名やし、そう考える人も多くいるというのも理解できます。ただ、それをこの動画のコメント欄に書くのはお門違いなのではないかって話です。

 アートというのはお金がかかる産業です。でもお金は入ってきづらいという側面も持ち合わせています。メインストリームの音楽やブランドまで行くとすごいお金が発生しますが、そんなのはごくごく一部なわけで。よってアートを発展させるにはビジネスと上手く付き合って行かなければなりません。ビジネスや政治、これらと切っても切り離せないのが芸術文化です。ですが、こんな動画のコメント欄が侵されるほどにこの世界の緊張は高まってきているのかと思うと少し憂鬱です。

 先ほども言ったように、アートからそう言った俗っぽい領域に歩み寄る動きは昔からずーっと行われてきたわけです。でも、いついかなる時代であっても俗世の方からアートに近づくのはダメなんです。

「アートも俗世だろ!」って思ったそこのあなた。あなたがアートだと思っているのはビジネス広告です。お間違えないように。


 これが資本主義時代におけるアートのあり方なのでしょうか。多方面からの抑圧に耐えつつ、生活のために表現をする。少し寂しいですね。文化人として生きるには譲歩が求められる、そんな社会は。


 このネタ考えてた時はもっと、「資本主義と共産主義というニブイチから間違ってるんじゃないか!」とかそんなことも書こうかなって思ってましたが、この記事でそんな終わらせ方すると「お前もコメント欄で強制労働の話してたやつと変わらんやんけ」って言われてまうのでここまでにしときます。



 次回、勝手に長くしてしまったVENT編最終回です。次回は普通にVENTにいた変なやつまとめからLicaxxxさんのDJの時だけ大量発生していた訳分からんやつなどの話をポップに書こうと思います。

ではまた

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