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社会に適合するために

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常識のない自分を鍛錬するための気づき、ノウハウ、自助努力をまとめます。
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2019年6月の記事一覧

となりの誰かの闇をとてつもなく知らない

先週は吹田の事件や地震で気疲れしていた。吹田の犯人は捕まり、被害を受けた警察官は意識を取り戻したらしく(本当によかった..)、犯人の親も謝罪文を公表した。報道の断片的な情報を受け取って、少し安堵したら、つい先週の非日常な週末は日常に遠のいていった。 そして新しい週末、穏やかな土日を過ごした。梅雨らしい湿気と、たまに雲間から顔を出す夏の空。冷えた麦茶がおいしい。風が気持ちよい。 買い物に出かけた。箕面市にあるショッピングモール。犯人が見つかった場所にも近いが、見たい、近づき

『旅する認知の再構成シート』(7コラム法の記入シート)をつくってみた

少しニッチな内容ですが、認知を再構成するために使われる「7コラム法」のオリジナル記入シートをつくってみました。 7コラム法とは?知らない人は何のこっちゃ、だと思うので説明しますと…。人間、捉え方を変えることができるんですよね。ショックなことや怒りで収集のつかないこと。うまく捉えられない出来事も、認知を変えることで捉え直すことができるかもしれない。この「7コラム法」は人の認知を再構成するためのツール。主にうつ病等の治療で使われますが、個人的に日々の思考・セルフカウンセリングに

プロジェクトのドンデン返しはおもしろいか?

むかし、まぁまぁ有名な会社の採用ページで「大ドンデン返しにも負けない」的なことをおもしろおかしく表現してるコンテンツを見た。なにゆえ「大ドンデン返し」が起こる前提なんだろう?そういうセールスポイント?けっこうな角度で、首を傾げた。 そんなことを言いながら、その採用に応募した無礼を謝りたい自分。案の定不採用で、まぁ合わなかったんだと思う。こちらも、そしてあちらもそんな感触があったみたい。 無理が効くことを強みとする会社はあるし、世の中に根性論で乗り越えるような場面はある。だ

今ここで神経質なあたまを開放してしまえ

従来のパソコンを使ってると次第に処理が重くなり、再起動やアプリでメモリをリフレッシュ(開放)する必要が出てくる。スマホや最近のPCはうまいこと設計されていて、その機会も少ない。いずれにせよ、メモリには限界がある。 人間の脳もまたワーキングメモリがあり、限界がある。脳の無意識までいちいち意識して取り除くのは難しい。 無意識の意識は難しい今のコンピュータ(ノイマン型コンピュータ)は処理内容をあらかじめメモリに記録し、その記録に従って処理を続けることができる。メモリの解放も、こ

あの子が多動と知って

きのう、幼少期の男の子ともだちが多動だった、と聞いた。記憶のなかのあの子はひたすらケラケラと笑っていたけど、当時は不思議に思わなかった。当然障害とも。子どもの僕には、ただの親しい「あの子」だった。 今は介護士の職についているらしい。どんな大人になってるかな?知らないところで、大変な苦労があるかもしれない。 今だって、この人はADHDかな?と思う人はいる。公にしてる知り合いがいれば、明らかでいて認めたくなさそうな人もいる。後者の気持ちも、100%は難しいが少しは想像できる。

偽りの「本当」は捨てたっていいよ

日本では、モノゴトを強調するとき「本当に」「マジで」って言う。 言うでしょう?自分もよく使う。しかし、強調しないモノゴトは本当でないのか。あるきっかけで、そんな厨二臭いことを考えている。 どうも、強調表現で正しさを伝えるのは日本だけらしい。欧米は多さ(数)、南米は大きさ(ボリューム)なんだって。誰かのツイートの受け売りだけど。(もし、違ってたら教えて先生。) 本当に マジで 実に まさに まさしく 全くもって 誠に 実際に 嘘も方弁、なんて言う。おもしろいね。おもしろ

役に立てない、いる意味がない、と悩める人にエールを

自分のことを「役に立たない」とか「いる意味がない」って、悩んだこと、ありますか? …たとえば、新しい環境に馴染めなかったり、希望と配属のミスマッチ、実力不足や強い叱責、孤立化… よく聞く話に思えて、悩み出すと死ぬほど辛いんだよね。 自分もミスばかり続けて、ついつい「自責」してしまって、挙句には潰れちゃったことがある。よくよく振り返ると、自分以外に原因があったりした。そして、まだ同じ場所で生きている。 (ひとこと「振り返る」といっても、自分は精神福祉士やカウンセラーの助言の