映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」を観て

 攻殻機動隊というものを初めて知ったのはTVアニメだったが、その後、映画の存在を知っても、あまり観ようという気にならなかった。TVアニメよりも絵が古い感じがして、なんとなく敬遠していたのだ。
 ある日ふと思い立ち、暇つぶしに見てみようと見た時の衝撃たるや、食事の手が止まるほどだった。(食べながら観ようとしていたのはさておき)
 そのまま最後まで見続けてしまった。感想としては、「す、すごい!」の一言に尽きる。
 世界観、登場人物、登場人物同士の掛け合い、音楽、それから声優、どれをとっても一級品だと思う。そして何より扱っているテーマ、ストーリーがまた、哲学的で面白い。
 海に浮かぶ船の上での、素子とバトーの会話や、人形使いの「情報の海から生まれた生命体」など興味が尽きない。
 最後、素子が撃たれるシーンで、頭上から天使?のようなものが舞い降りてきたのだが、あれは一体なんだったんだろうか?あれは人形使いの姿なのだろうか?何回かこの映画を観たが、そのシーンだけずっと引っ掛かっている。が、ネットで答えを探さずに、自分の解釈で楽しみたいと思う。そうゴーストが囁いているから・・・(言いたいだけ)


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