電験(電力)関連スライド No.5

画像1
画像2 ある河川のある地点に水力発電所を設ける検討を行うとき、年間平均流量を推定する。流域面積をA平方km、年間降水量をp mm、流出係数を k とあらわせば、年間平均流量 (立方m/s)を表す式は?
画像3
画像4 送配電線路のフェランチ効果は、「線路電流の位相が電圧に対して進んでいる時」に生じることが多い。負荷は遅れ力津であることが多いが、負荷が非常に小さかったり、送電線の静電容量が大きい場合は、進み電流の割合が高くなり、受電端の電圧のほうが高くなることある。
画像5 一般的に燃料電池の特徴として適当なのは「出力制御が容易」。再生可能エネルギーの導入拡大に伴い必要となる負荷調整の役割も期待される。
画像6 単導体の送電線を、導体の合計断面積を変えずに多導体化すると、送電線のインダクタンスは「減少する」。多導体方式にすると、インダクタンスが減少し、また表皮効果が小さくなることで実質の抵抗も抑えられ、送電容量が増加する。コロナ損失や雑音障害も低減される。
画像7 6 kVの三相3線式配電線路で、線路定数と負荷が図のようであるとき、負荷端 L 点までの電圧降下の値は?
画像8 電圧降下の略算式を用いて計算する。
画像9 地熱発電で、地下から取り出した蒸気または熱水から、汽水分離機で分離した蒸気でタービンを回して発電する方式はフラッシュ方式」。フラッシュ方式は、低沸点の媒体を介してタービンを回す「バイナリー方式」に比べて、熱源に要求される温度が高くなるが、発電量が比較的大きい。
画像10 水力発電に用いられる水車の種類の内で、一般に、部分負荷の時の効率低下が大きいとみられるものは「フランシス水車」。ランナ羽根が固定であるために、出力の変化によっては、最適な水流を維持することが難しい。ペルトン水車は、軽負荷でも噴射水の方向や速度が変わらず、カプラン水車は羽根の開度の調節によって対応できる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?