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JV社長に就任し、船舶の生涯価値向上を目指す

ー本日は当社が三井物産などと11月に設立した初のジョイントベンチャー(JV)「seawise(シーワイズ)株式会社」の社長に就任した筒井一彰さんにインタビューさせて頂きたいと思います。よろしくお願いします!!

よろしくお願いします。

ー当社初のJV「seawise」設立、そして代表取締役就任ということで、多くの社員が驚かされました。JDSCが上場した暁には、当然、他社との資本関係含むコラボレーションは増えてくるとは思っていましたし、その先にはそういうキャリアもあり得るとは認識していましたが、思ったより早く第一号が出たなと言う印象です。

そうですよね。私自身も現状に驚いています。海事産業での仕事がはじまったのは1年ちょっと前。そのときは事業会社を立ち上げる、ましてや自分が社長になるなんて思ってもいなかったです。そもそも海事産業との接点も、JDSCに来てから始まったことでした。

ー筒井さんは新卒からアクセンチュアということですが、どういう経緯でJDSCに入られたんですか?

アクセンチュアに新卒入社したときには「20代はここで頑張って力をつけるぞ」という思いでした。そして実際に20代を走り切ってみて、色々なキャリアの選択肢が出てきたというタイミングで、JDSCに出会ったかたちです。
アクセンチュアでの仕事は面白かったし、やりがいがありましたが、一方でもどかしさみたいなものも感じていました。基本的には上流の仕事=クライアント企業の変革の”序章”までの支援が中心だったので、変革した最終的な姿を見届けることなくクライアントの元を去ってしまう。クライアントの皆様にはたいへん良くしていただきましたが、だとしたら、とことん変革にお付き合いできる立場で仕事をしたい、そういうチャレンジをしたいと思うようになりました。

ーなるほど。そこで多くの選択肢の中からJDSCを選んだのはなぜでしょうか?

新しいことに挑戦するのに一番良い場所だと思えたからです。当社のミッションである「UPGRADE JAPAN」を自分なりに描き、それが認められれば何でも仕事にできる、そしてそれに全力投球できる。それを通じて自分の成長もできる環境があると感じました。大企業のコンサル会社を辞めることは大きな決断でしたが、それ以上にJDSCのような環境に飢えていたのだと思います。

ーわかります。ミッションへの共感と裁量のところに惹かれている人は他にも多い印象ですね。実際、入社してみてどうですか?

思っていた以上に、自分のやりたいと思うことができていますね。今、冒頭でもあったseawise社の経営と、JDSC社員として物流領域のDX、その両方を見ていますが、これら二つとも、いわゆる0→1で、プランニングから実行までかなり会社から委ねてもらったなという印象です。最初の数か月は暗中模索で、あれもこれも、という状態でしたが、その中で自分の意思で選択と集中できたのはラッキーでした。

今はその次の1→10のフェーズで、チームを大きくしたり、社会に対してインパクトが出せている感覚を持ち始めたり。そういう一瞬一瞬を楽しみながら仕事していますね。

ー素敵です!!社長就任の件、もっと教えてください。お話を聞いてると、「子会社設立で社長として送り込まれる」という受け身な話ではなく、どちらかというと社内起業に近いのかなという印象を受けました。

そうかもしれません。先ほどもお話したように、自分は元から海事産業に明るかったわけではないのですが、いざ入り込んでいくと、やれそうなことがたくさん見えてきて。これは特定のクライアント企業を支援するとか協業するとか、そういう次元の話ではなさそうだなということがわかってきました。そして何より、海事産業の魅力にのめり込んでいく自分がいました。DXを進めていくビジネス領域としての面白さはもちろん、それ以上に海とか船のスケール感を目の当たりにしたときの感動は忘れられません。

進めていくうちに、この構想を具現化するための合理的な手段として、JVで事業会社設立という選択肢があがってきました。何としても成功させる、という会社のコミットメントを示すにも有効なスキームだと思ったので、強く推進してきました。

結果として私が社長になったわけですが、本当にまだスタートラインに立っただけだと思っていて。JDSCメンバーからは「社長!」ってすごいイジられていますが、、まだ何かを成し遂げたというよりはこれからなので、とにかくもう頑張るしかないです。

ー是非、UPGRADE JAPANを体現しまくってください!

はい。実際、UPGRADE JAPANの思想は、seawise社の根底にかなり強くあります。JDSCが本件に限らず会社として「UPGRADE JAPAN」「個社ではなく産業全体」といった思想を一貫して掲げてきたところが、今回のJV設立に繋がったと思っています。もちろんビジネスパートナーとして実力を認めて頂いた部分はあると思いますが、もし私が同じようなことをJDSCではない会社でやっていたら、JV設立は無かったのではないかと思います。

ーそれは凄いことですね。非常にJDSCらしい取り組みということで、社員の関心も高いわけですが、筒井さんの今後に向けての野心を是非聞かせてください。

新会社のビジネスをひっさげて、早く海外に行きたいですね。ビジネス的にも、グローバルな市場で戦いたいし、戦えると思っています。まずはUPGRADE「JAPAN」ではあるものの、新会社でやりたいことは、船舶の生涯価値を上げることなんです。それには国内も海外も関係ないので、とにかく良いものを作って世界中の人から認められたいです。

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