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広報としてJDSCを「AI社会実装」の第一想起に持っていきたい~「ルイーダの酒場」のような会社に入社して思うこと~

はじめに

初めまして。JDSCで広報マーケティング責任者をしております岩永公就と申します。いつも当社へのご支援を賜り誠にありがとうございます。

プレスリリース発表やSNS、オウンドメディアを運用する(いわゆる「中の人」と言われる)身としては黒子に徹することが多いのですが、今回は、JDSCに転職して8カ月目の私が、日々感じている気持ちや転職に至った理由、新しい職場に臨む際に大切だと思うこと、広報に関することなどを率直にお伝えしたく、記事を記させていただきます。最後までお付き合いいただけますと幸いです。

ところで、皆さまはタイトルにある「ルイーダの酒場」をご存じでしょうか?この記事を執筆するにあたり社内のSlackで聞いてみたものの、周囲の認知率はほぼ50%(知っている21人、知らない22人)だったため、先に説明させていただきます。

「ルイーダの酒場」は、人気ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズに登場する酒場で、仲間との出会いや別れがある場所です。イメージとしては、いろんな職業の強者がそろい、パーティを組み、旅の目的を果たしていくのですが、私は「JDSCは、ルイーダの酒場だ」と思っています(詳細は後述します)。なお、「ルイーダの酒場」は株式会社スクウェア・エニックスの登録商標です。

自己紹介

新卒で第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行し、東京都台東区の支店で法人営業を2年担った後、ソフトバンク(持株会社)に転じました。社長室広報グループで広報の基礎をたたきこまれ、純粋持株会社からブロードバンド、インターネット大学、スマートフォン付帯事業、IoT、QRコード決済、ロボティクスなど、21年と3カ月さまざまな事業分野で広報、マーケティング(B2B、B2C)に従事しました。また、ありがたいことに九州地方のブロック紙である西日本新聞社に出向し、2年間の新聞記者経験も積ませていただきました。

気づけば、46歳。なぜ転職したのか。

そこそこの歳になりましたが、新たなフィールドで挑戦をしたい、これまでの経験でどれだけ成果を出せるのか試したい、そして、前向きな意欲と野心を持っていた初心に帰りたい。自分らしく正直に生きたい。これらが転職を考えた理由でした。

ちなみに、小見出しに年齢を書いてしまいましたが、私は仕事において年齢という指標は意味をなさないと思っています(若くて経験豊富で優秀な人もいれば、逆も然りだからです)

転職するなら名の通った企業にしようと考え候補を探していた中、転職エージェントからJDSCを勧められました。当時は生意気にも名前を聞いたことのない企業をすべてスルーしていたのですが、このときはアルファベット4文字だけの謎の会社が、なぜか心に引っかかりました。思えばこれが運命だったと思います。

しかし、社名を検索をしてみるとホームページを見ても何をしている会社か分からない、理念は高尚そうなものの具体的な成果がよく分からない、ちょっと中二病っぽい(謝ります。。)、そう感じました。

そんな中「ひょっとして、これを直すのが自分のミッションなのでは?」「社会認知を上げていくことが自分の使命かもしれない」と、私はまだ知らないこの会社に思いをはせるようになりました。また、代表である加藤のTwitterにも触れ、この会社なら成長しながら、自分らしく、楽しく働けるのではないかと感じ始めたのです。

もちろん調べるうちに、会社の内容にも興味を引かれました。特に電力データとAIでフレイル対策をしているという点に非常に興味を持ちました。

よく「失われた何十年」という言葉を聞きますが、私が社会人になった24年前、国内メーカーのPCや携帯電話、テレビ、電化製品に囲まれていたのに、今は身の回りからすべて消え、外国製の製品やサービスばかりになってしまいました。

日本の強みは何なのかと考える中、これから日本が再度成長するためには、日本が持つ発想力や気づき、繊細さ、優秀さを存分に生かせる「AI」なのではないかと考えていました。JDSCのミッションは「UPGRADE JAPAN」。ここなら、日本復活の一助になれるのではないかと考え、エントリーすることを決めました。

そして、面接へ…

当時のJDSCの採用プロセスは、カジュアル面談に続き面接が3回ありました(実はカジュアル面談という言葉を、この会社を受けるまで知りもしませんでした)

ざっくばらんに話すカジュアル面談に続き、当社の城戸崎、大杉との面接を経て代表の加藤が最終面接者でした。加藤との面接では、自己紹介をする前に「加藤さんの、その正義感は何から生まれているんですか?」といきなり質問をしてしまったことを覚えてます。

加藤が語る一つ一つの言葉に私は強く惹かれ「これまで面接していただいた皆さんの役に立ちたい。成果を積極的に広報し、会社をスケールさせたい」と心に強く思いました。

そして、ご縁があり2022年7月1日にJDSCに入社しました。

カルチャーフィットに大切なこと

入社してからというものの、全てが一筋縄でいったわけではないですが、毎日が刺激的で楽しく感じています。

新しい職場で円滑にオンボーディングする、メンバーと仲間になる。このために必要なことは「カルチャーフィット」ではないか、と私は思います。これには、既存社員と積極的にコミュニケーションを図るとともに、目に見える成果を出していくという両軸が必要だと思います。

私が実践した「大切なこと」は以下の2つです。前職での部署異動のときも同じだったと感じます。もちろん人によって異なる考えもあるかと思いますが、ご参考にしていただけたら嬉しいです。

(1)謙虚さと、心を開くこと
老若男女問わず、先に入っている社員を敬うとともに、自らの心を開くこと。自分から積極的にコミュニケーションし、既存社員から学ばせてもらう姿勢を持つこと。
→高い職位や専門性を持って入社すると、やたらにマウントをとったり、環境が用意されているのが当たり前と思ったり、そんな振る舞いをする人もいますが、個人的な意見としては、そういう人はカルチャーフィットに時間がかかります(もしかしたら、ずっとフィットしないかもしれません)

JDSCに入社してみると、ビジネス、データサイエンティスト、エンジニア、コーポレートといずれの部署にも優秀な上に、人柄の良い人がたくさんいて驚きました。私ができないことをできる方々。純粋に尊敬できますし、学べることが多いです。

”新参者だから下手に出る”ということではなく、学ばせてもらう姿勢を持つこと、傾聴することは非常に大切だと思います。学ぶ姿勢を持つと、さまざまなことを見聞きでき、知ることができます。そして、仕事の中身だけでなく、その困難さも労力も分かります。だからこそ、自分ができることで役に立ちたい、つまりは、社員の皆さんの成果を表に発信していきたいという思いが強くなりました。広報という職種上、社内のいろんな部署の方と接点を持てることも良かったと思います。

(2)大胆に動き、成果を出すこと
これまで培ってきた経験や知見を惜しみなく、大胆に出すこと。先に入っている社員のこれまでの努力と成果を尊重しながら、自らの能力を発揮し、仕組みを変えていくこと。そして、自走すること。
→入社して、社内の過去の取り組みや経緯を全否定で評論するのは簡単かもしれません。もちろん対案があれば良いですが、評論するだけでは存在価値がありません。

私は、これまで既存社員が進めてきた方法や、したくてもできなかったこと、変えていきたいことを尊重し、その上で、自分の能力や経験を生かし、既存社員の期待を超えた成果を出すことが大事だと思います。また、少ない人数の会社であり「自走」することも大事です。

転職して、すぐに成果を出さねばならない、出し続けていかねばならない、というプレッシャーは誰もが持つものだと思います。でも、周囲に「仲間」がいれば、連携して乗り越えられます。自分が心を開き「謙虚さ」と「大胆さ」を押し出すことで味方が増え、共に大きな目標に向かって進んでいくことができる。JDSCの風土は、この点も優れています。

JDSCは強者ぞろいの「ルイーダの酒場」

タイトルにある「ルイーダの酒場」の話です。当社では、ビジネス、データサイエンティスト、エンジニアが三位一体で働いています。そして、自ら勉強し、自己の領域を拡大し続けている社員が多くいます。

JDSCはロールプレイングゲームに例えてみれば、レベルの高い戦士や魔法使い、武闘家、商人などが集まる「ルイーダの酒場」です。しかも、戦士兼魔法使い兼商人のような、三位一体の超人までいます。

ここなら最強のパーティを組むことができますし、素晴らしい同僚と切磋琢磨し、議論して、新しい取り組みができるようになります。唯一無二の「仲間」と出会えることは、JDSCで働くことの醍醐味だと思います。

所属するコーポレート部門でも、守備範囲を拡大している社員が多数います。そして、私も「広報マーケティング」で入社しましたが、現在では社長秘書や労務総務、子会社監査など幅を広げることに挑戦しており、事業部門の三位一体に負けないよう日々邁進しています。手を上げれば何でも挑戦させてくれるJDSCのこの環境は、非常にありがたいものです。

「成果を出している会社」という広報戦略

広報についても記させていただきます。JDSCはまだまだ無名です。とはいえ、マス広告に大量の宣伝費をかけて認知を取りに行くのは、現時点ではフェーズが違うと思っています。

入社してから半年で20本を超えるプレスリリースを発表させていただきました。記事として取り上げられていないものもあり胸を張ることはできませんが、まずは「名乗りを上げる。これだけの実績があることを伝えること」を主眼に大量の発表を行いました。

プレスリリースに協業先の企業名を入れさせていただいたり、連名発表をさせていただけたりすることは、クライアントがJDSCと取り組んだ成果を評価した上で、体外発表して良いとお墨付きをくださっていることであり、会社の取り組みを発表する際、これほど強い武器はありません。

事業部門の成果を、短期間で大量に発表しました。

広報のあり方は各社それぞれですが、イベント告知やわずかなサービス変更のプレスリリースだけを出し続けるところもあります。しかしながら、それだけでは広報の価値は少なくなってしまいます。会社には、掘り下げれば光るニュースがたくさんあるはずで、JDSCには「協創」実績のあるクライアントとの成果がたくさんありました。

また、発表を続けていくことで、社内から「これも発表したい」と次から次へとニュースが出てくるようになり(合わせて、Slackで簡単にそれを伝えられる仕組みも用意し)、非常に良いループを作ることができています。

「JDSCは成果を出している会社」として、これからも積極的な情報発信を続けていく所存です。今後も、株主のみなさま、機関投資家、マスメディア、仲間である社員と、全てのステークホルダーに評価される情報発信をしていきたいと思います。

そして、大きな目標ですが、数年内にJDSCを「AI社会実装」の第一想起に持っていきたいという野望も持っています。

JDSCでは仲間を募集中です!

これを書くと少し引かれてしまうと思い若干の躊躇があるのですが、私は毎日終業後、会社を出て都営大江戸線に乗る手前で「今日も楽しかった。よかったなぁ」と感じます。そして「明日もやることはたくさん。頑張ろう」と前向きな気持ちになります。

新しい職場にいて、そこでこんな気持ちを持てるとは、1年前想像もしていませんでした。「中の人」としては自社を誉めすぎるのはあまり好きではありませんが、私はJDSCに転職して良かったなと心から思っています。

もし今、転職を考えられている方がおられれば、ぜひJDSCをご検討ください。それぞれの得意分野と持ち味を掛け合わせて、ミッションである「UPGRADE JAPAN」をぜひ一緒に実現させていただきたいです。

「ルイーダの酒場」と称しましたが、実際にアルコールの有無に関係なく、親睦を深められる機会も多数あり、唯一無二な「仲間」とパーティーを組むことができます。実績と能力、人柄がそろっている仲間が集う会社、なかなか無いと思います。

ほぼ毎日開かれる「珈琲部」は正にルイーダの酒場のよう。写真は面接官だった城戸崎とともに。

ぜひ皆さんもJDSCの仲間になりましょう。お待ちしております!
当社採用サイトをご覧ください。



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