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自己啓発本を実践しても上手くいかない理由

 この記事をクリックしてくれた人はきっと自己啓発本を読んだことがある人で、なおかつ上手くいかなかった経験がある人ではないのかな、と思いながらnoteを書いております。

「本の内容を実践したのに上手くいかない」

 知識はインプットするだけじゃ意味がなくて、アウトプットしてこそ役に立つということは、Twitterやはてなブログで何度も言われている。
私自身も自己啓発本にハマって2〜3年はその事に気づかず雑談力、心理学、仕事術といったいろんなジャンルの本に手を出し某団長のごとくなんの成果も!!得られませんでした!!といった苦い過去がある。


 「やっぱりアウトプットが大事なんだな!」と思って本や日常生活で気づいたことを「メモの魔力」のメモを使って考えを深めようとしたり、noteを更新するなどしていた。が正直以前とあんまり変わっていないような気がする。そんな時にこの記事が目に入った。


 この記事の内容を要約すると「上手くいく人といかない人の違いはアウトプットをスタートかゴールに考えているかの違いだ。アウトプットをゴールだと考えている人は準備に時間をかなりかけ、上手くいかないと落ち込む。だがスタートだと考えている人はとにかくアウトプットして、そこから得た気づきをもとにPDCAをどんどん回していけるからクオリティーがおのずと上がっていく」みたいな内容だ。 


 そこから私は一つの事を考えた。

 アウトプットが上手くいかないのは、アウトプットが目的になっているからではないか?

 
 私は以前営業の仕事をしていた時、土日にはいつもカフェに行って自分で作った営業ノートをまとめたり、営業関連の自己啓発本を読んでいた。だけど3年続けても全く営業成績が伸びず、最後まで人と同行して取り分をいくらかもらうという情けない結果に終わってしまった。

 今思うと私は「営業成績を上げる」ではなく「休日にカフェで勉強すること」が目的になっていた。自分が何か思考した事に満足して、実際の仕事に何も生かそうとしていなかった。

 思考する事で問題が解決したかのような気にっていたが、実際は何一つ解決しておらず、同じ失敗を繰り返す。そしてまた休日にカフェに行き反省会をして満足して、また繰り返す...といった負のループに陥っていた。



 そこで学んだはずなのに気がついたら今の私も、メモで思考を深めることやnoteを更新することが目的になってしまっている。だからこれからはアウトプットした後にPDCAを回す事を意識してやっていきたいと思った。


 アウトプットが上手くいかないと思っている人は手段と目的が逆になっていないか、アウトプット後の自分がどうなっているか見返してみる事がヒントになるかもしれないよねって話でした。

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