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愛想は大事だけど常に笑顔でいる必要はないと思ったこと


 最近、佳子さまのニュースをよく観ている。公務で訪れる先で、いろんな人と終始笑顔で話をされているのを素敵だなと思った。
 笑顔でいられる人ってすごいと思う。笑顔なんて当たり前のことだと思うけど、会社で周りを見渡してみると、愛想笑いはみんなしているけれど、佳子さまみたいににっこりと笑う人ってあんまりいないことに気づいた。

 自分も佳子さまをリスペクトして、笑顔で人に接するようにしようと思った。

 会社で人と接する時はとにかくニコッと笑うことを心がけた。不幸の話以外は、業務に関する話や他愛無い世間話関係なくとにかく笑う。佳子さまのようにしっかり表情筋を動かして、にっこりと笑う。
 すると自然と相手から笑顔が返ってくる事が増えた。相手が笑い返してくれると心が温かいもので満たされていくことを感じた。笑顔ってすごい、自分も相手も、こんなに温かくて優しい気持ちにしてくれるんだもの、笑顔マジで最強じゃねえの!!!

 と思っていたが笑顔フィーバーも長くは続かなかった。こちらが笑顔で接していてもかなりつっけどんな対応をされたり、愛想は良く対応してくれたのに全然仕事の期限を守ってくれなかったり...いつも向こうのお願い事を聞いてあげているのにこちらのお願い事には全然協力してくれなかったり...笑顔を心がけていても嫌な気持ちになる機会もわりとあった。

 あぁ、これはきっと舐められてるやつだわ。同じ笑顔の人でも大切に扱われる人と舐められる人がいる。みんなおそらく笑顔の奥にある強さを感覚的に見抜いていて、「この人の笑顔を崩しちゃだめだ!」って丁寧になるか、「この人なら何しても怒らないだろう」って下に見るかの違いだと思う。

 しかもよく考えたら佳子さまだって、報道されているのは仕事中のほんの一部であって終始ずっと笑顔なわけではないだろう。皇族なんて芸能人以上に私的な部分が全然見えないんだから。その一部を見て、全部が全部そうだと思ってしまったのはいささか自分が短絡的だったと言わざるを得ない。

 それでも自分はなるべく笑顔でいられる人になりたいと思う。笑顔で対応した方が相手からの反応も良いし、「おっ自分今の対応いい感じじゃん」と自分で自分を褒めてあげたくなるから精神衛生上いい。笑顔はやりすぎたら舐められるからやりすぎは良くないけど、基本は笑顔ベースでいようと思った。

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