結婚式キャンセルします。-2-

2022年11月結婚式の予定を延期、結局キャンセルすることになりました。
-1-の続きを。

衣装合わせどうする？！

結婚式の3か月前から衣装合わせがスタート。うちらの場合は8月末に予約していました。
9月シルバーウイークに母の入院・手術が控えている状況もあり、
いまは精神的につらい時期になると思うからということで、
結婚式のことはほどんど触れずに、うちの親の結婚式参加について中途半端な状況で、時間だけがここまで進んでしまっていた。
気持ちのどこかで、「いまは結婚式に参加しないってヘソ曲げてるけど、そのうち機嫌を直して絶対最終的には来てくれる」って期待もありました。
衣装合わせ直前に、旦那くんからも「どうするん？！このまま衣装合わせってあんまり気持ちのらない」と言われるものの、
「大丈夫やって～。来てくれるはず。最悪うちの親が来ないって言っても、結婚のお祝いしたいって言ってくれている人だけでも集まってもらって、式しよ～」と呑気で勝手なわたし。
そのまま衣装店で、当日用の和装と、前撮り用の洋装を試着・仮押さえ。
和装の白無垢と打掛は、きっとお母さんも一緒に見たいかなと、
次回一緒に小物も選んでもらえたらいいなと淡い期待も持って。
東京では、旦那くん側のご両親と叔母様も燕尾服と留袖の衣装合わせを。

会場との打ち合わせどうする？！

母の手術も無事終わり、9月末に退院。
10月の会場との打ち合わせや、前撮りがもうすぐそこ・・と近づいている。
このままでは、予定通り進めるのが難しい、今後の方向性について相談させてほしいと、初めて会場の担当者さんに相談しました。
この時点で、別途料金がかかるかも知れないことや、キャンセルも覚悟。
担当者さんは、「ご事情もご事情なので・・」ということで、
打ち合わせは一旦延期、前撮りは式を予定いていた日に変更、式も来年2月ごろに延期可能と提案してくださいました。
ここで旦那さんと決めたことは、「両家が揃わないのであれば、結婚式はしない」ということ。
うちの親をどうやって説得しようか・・・
わたし自身も結婚式はやりたいし、旦那くんも旦那くんの親も、親友たちも、
楽しみにしてくれてる人たちと一緒にお祝いできたらいいなと、励みにして持ち前のポジティブ精神で「なんとかなる」と思っていました。

前撮りは？！

11月の秋晴れの気持ちいい日に、2人だけで前撮りをしました。
これまでの色んな気持ちや感情もあり、式は調整中の引き続き中途半端な状況ではあったものの。
当日はメイクさんにすごく綺麗に化粧をしてもらって、
気に入って決めたドレスを着て、カメラマンさんに何枚も写真を撮ってもらって。
12センチの高いヒールを履いていたので、会場内外を移動するときに、旦那くんに手を引いてもらって終日お姫様気分。
本当に幸せな一日でした。

親に最後にお願いする。

12月に11月の前撮りが終わったことと、式の延期、来年仕切り直してやりたいので、改めて参加してほしいとお願いしました。
それでも親の反応はやっぱり難しい雰囲気。
親が望んでいたイメージ「親への挨拶→両家の顔合わせ→結婚式→入籍・同居」と、わたしが辿った順番「親への挨拶→同居→両家の顔合わせ→入籍(→結婚式)」が受け入れられない。
もともと結婚式をしないと言ってたのに、急に気持ちが変わって相談もしてくれなかった、そこで急に参加してほしいはおかしいと。
説明・相談不足は何度も謝ったつもりやったけどな・・。
「結婚式に参加しないなんて、絶対に恨む。許さない！」とわたしは泣き叫び、まったく話が嚙み合わない。
いま思うと、結婚式に固執していたし、親の希望や気持ちも十分に考えていなかった。
自分の希望を押し付けて、なんでわかってくれへんの！と、一人で被害者のように怒っていました・・・。
その日は気持ち的にも限界がきて帰宅。旦那くんにも共有。
年始に改めて2人でお詫びと、お願いに行こうと話をしていました。
その1週間後、父からLINEが届く。
「こんな事態になってしまったことは本当に情けなく、あなたの構想・思いに親が賛同できなくて申し訳ない。あれから何度も夫婦で話し合っているが、参加する結論に至らない。会場への処理と、先方の親御さんへ納得してもらえるよう説明をお願いします。」
メッセージを見た瞬間に、糸がぷつんと切れたような、もうあかん・・と。もうこれ以上は無理や・・と。

結婚式キャンセルします。

旦那くんからわたしの父に電話。怒っているでも、説得したいでもなく、
直接話を聞きたいと。
この後、旦那くんから両親にも電話で話しをしてもらい、年の瀬に正式にキャンセルすることになりました。
年末の旦那くん宅にご挨拶へ行った際も、改めてお詫びしました。
年始のうちの親への挨拶も、事前に本件の話はNGと言われており、
正直めちゃくちゃ複雑な心境でしたが、初詣に行ったりおせちを振舞ってもらったり、
終始和やかなムード。
そして、、、最後に親から30万円を渡されました。
親からは家具とか揃えるのに使ってとのことでしたが、
この30万円はわたしたちが結婚式申し込み時に前払いした金額で、いわゆる示談金でした。

ちょっと重い話になりましたが、自分の気持ちの整理と、誰かのお役に立てると願って。
ほな、Ciao☺