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8・6ヒロシマで何か起きようとしているのか 平和公園での表現規制を考える緊急集会

日時:7月21日(日)13時半~16時半
場所:広島弁護士会館3階大会議室
資料代:1000円


プログラム
◎8・6規制強化の経過  日本ジャーナリスト会議広島支部
◎法的根拠のない規制強化  田村和之・広島大学名誉教授
◎講演 どんな声も、かき消されてはならない!『ヤジと民主主義』は何を暴いたのかー
山﨑裕侍さん(北海道放送報道部デスク)
◎市民討論

今年の8・6平和記念式典で広島市は、平和公園の全域に入園規制をかけようとしている。原爆ドーム、原 爆供養塔をはじめ多くの慰霊碑がある一帯すべてが午前5時から9時までの4時間、「安全対策の強化」を理由に手荷物検査を受けて許可されないと入れなくなる。

被爆者や遺族の人たちは早朝から平和公園のあちこちで手を合わせておられるが、この人たちにも手荷物検査が行われる。ゼッケン、たすきなどは着用できない。プラカードやのぼり、横断幕の類も持ち込みを禁止される。核戦争の危機が現実化しているなか、今年こそ平和公園から「NO WAR」「NO NUKES」を訴えたいと思っている人は多い。しかし、様々な工夫を凝らした表現活動はできない。広島市は、規制に「法的な根拠はない」としながら、従わなかったら退去を命じるという。これはいったい何なのか。「安全対策」を口実にすれば、憲法が認めた「表現の自由」を奪っても構わない、と言わんばかりだ。

このたびは、札幌市で5年前、安倍元首相の遊説中 に政権批判の声をあげた市民を警察官が取り囲んで排除した事件を取り上げたドキュメンタリー「ヤジと民主主義」の制作者を広島に招いて、平和公園での規制強化は、全国で起きている「言論・表現の自由」封殺と通底していないか、市民の皆さんとともに考えたい。

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