note 始めました JC FINANCE Internship
こんにちは。そして初めまして!
私は、カンボジアのマイクロファイナンス機関「JC FINANCE PLC」で約5カ月間、インターンとして働いているナオと申します。
カンボジアに来て約3か月経過していますが、非常に濃く人生の糧となる貴重な時間をJC FINANCEでお世話になりながら、過ごしています。
初のnoteでの投稿となる今日は、私がインターンシップをしている「JC FINANCE PLC」がどんな事業をカンボジアで行っているかについて、簡単にシェアしようと思います。
JC FINANCEのHP、Facebookも閲覧していただけると嬉しいです!
弊行、JC FINANCEの "JC"は、"Japan & Cambodia"の頭文字を取ったものです。日本とカンボジアの資源、ノウハウなどを最大限に活かした農協型金融プラットフォームを構築し、カンボジア農民の生活を豊かにし、基幹産業である農業セクターの発展に貢献することを目指しています。
カンボジアは、稲作に適している肥沃で良好な土壌環境を持つ平地を数多く抱え、農業分野の成長が期待できる農業大国です。
コメの生産量は2017年の一年間で1,035万トン(FAO)あり、日本の782万トン(農林水産省)を大きく上回るほどの生産量を誇っています。
JC FINANCEは、2018年1月に、カンボジア中央銀行からマイクロファイナンス機関として認可を受け、農家の方に特化した融資事業を開始しました。
JC FINANCEの主な事業は、トラクターやコンバインなどの大型農機による耕運&収穫作業の機械化へ向けた金融面でのサポートに加え、農家の生活、ニーズに密着した、包括的な金融サポートを行っています。
JC FINANCEの目指す、中長期目標をご紹介します。
①農協型金融プラットフォームの構築
日本の農協で金融サポートを担うJAバンクのように、農家を金融面で支援するプラットフォームの役割を、カンボジアで担う方針です。農作物の流通など金融以外の機能は、外部パートナーと連携することで、あらゆる営農シーンをサポートします。
②マイクロビジネスの創業支援
機械化により生産性を高めたい農家に対して、農機購入の資金を提供しています。また、農機を購入されたお客様に対して、農機を使って収入を最大化する方法として、近隣農地の耕作請負サービスの実施も推奨しております。お客様に寄り添うファイナンシャルパートナーとして、彼らの生活を豊かにする提案を行っています。
③IoT活用によるフィンテック推進
カンボジア全土に6,000店もの代理店を展開するFintechサービスを提供する企業と業務提携し、完全キャッシュレス化を実現しています。地方に住む農家は銀行へのアクセスが乏しいため、銀行を介さずにキャッシュレスにて早くて便利に送金ができることは、農家がJC FINANCEのサービスを選ぶ理由の一つです。また、融資対象物であるトラクターやコンバイン全台にGPS端末を搭載し、リアルタイムの位置情報や動態情報を収集しています。今後は得られた多様なデータを取得・分析・活用することで、新たな与信方法の構築や作物の生育管理などに活きる営農サポートをしていきます。
以上、簡単ではありますがJC FINANCEの行っている事業、中長期目標についてシェアさせていただきました。
今後も、JC FINANCEの情報だけでなく、インターン生からみたカンボジアでの生活や発見について、発信していきます!
最後までお読みいただきありがとうございました!
弊行では現在、融資型クラウドファンディングCAMPFIRE Ownersにて、「カンボジア農家支援ファンド」の募集を実施しております。
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