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心の爆弾を取り払う勇気
皆さん、こんにちは!
若者代表編集者 Reiです😎
前回は私の簡単な自己紹介と、
お仕事を続けていく上で、感じていたのにそれでも無視し続けていた”違和感”がついに爆発してしまったというお話をさせていただきました。
今回は、抱えていた違和感が無事爆弾へと進化した後の、私の心の変化と仕事を辞めた経緯についてお話できればと思います。
前回の記事をまだ読んでいない方は、そちらも併せて読んでみてください!
「やりたくないことを続けている意味がわからない」
さて、いよいよ本題です。
まず、仕事を辞める決断ができたのは2021年11月の頭でした。
そしてその決断をしてから辞めるまでは約2ヶ月。
2年間あれだけ悩んできたのに、辞めると決めてからはあっと言う間でした😃笑
決断するための「これ!」といえる理由は特になかったのですが、
強いて言うなら”仕事を辞めた親友と会ったこと”でした。
先に言ってしまうと、正直これをしたから確実!なんてことはほとんど存在しないと思います。笑
何事においても。
だから、自分の今の状況を変えたい!負のループから抜け出したい!と思って、その明確な答えを知るためにこの記事を読み始めてくださった方には、、、ごめんなさい。笑
前回も言った通り、それぞれ置かれている環境やその人自身の性格はばらばらなので100%の答えはないと思います。
ただ、”私”の心の変化を知ることで”読んでくださった方”の心が少しでも動くようなことがあれば、この記事に目的通りの価値を生み出せたかなと思います。
話が少し逸れてしまいました、戻します。笑
その親友とは小学生からの仲ですが、小中高一貫校だったのでそんな友達はたくさんいます。ただ私の中でその子はなんでかずっと少し特別な存在なんです。
その子自身ももちろん大好きだし、その子が育ってきた家庭や周りの環境がとても素敵なんです。
小学生の頃から、今も変わらず、その子の生き方は私の憧れです。
ただその子とはしょっちゅう会うわけではありません。
他に週3レベルで会ってる友達が何人かいたのに、その子とは会っても2ヶ月に1回とか、会わない時は半年ぐらい普通に会いません笑
(普通の人からしたら半年に1回でも会ってる方かもしれないけど、私の周りの子はしょっちゅう集まるので半年に1回はもはや疎遠です)
その日、私はめちゃくちゃ疲れていました。絶賛爆弾抱え期です。
「1秒でも早く(仕事)上がりたい、速攻帰って休憩したい」
そう思いながら働いていて、ちらっと携帯をみたら久しぶりにその子から連絡がきていました。
”今日〇〇(私の勤務地)に来てるんだけど、仕事終わり会わない?”
絶対行きません。
友達の誘いは、疲れてたりめんどくさいなって時は結構普通に断ります笑(しょっちゅう集まるから)
目を開けていられないぐらい眠かったし(不眠による寝不足)、いつもだったら絶対断ってたんですけど、
その日はなんか、本当になんでか、”いま会うべきだ”って感じたんですよね。
で、結局仕事終わりにあくびしながら半目で会いに行きました笑
そしてこの日が、私にとってのきっかけになりました。
その子は既に仕事を何ヶ月か前に辞めていて、もちろんそれは知っていました。辞めたことを知った当初は”そうなんだ〜辞める勇気があってすごいなぁ、いいなぁ”ぐらいにしか思っていなくて、THE他人事でした。
今何してるの?彼との同棲どう?めっちゃ楽しいよね?でもめっちゃイラつくよね笑
とか本当にどうでもいい話が9割。
いやぁ、、、なんか最近夜寝れないしちょっと体調悪い気がするわ笑
(仕事)辞めたいんだよね、本当は。でも辞めてどうするの?って感じだし別に辞めたからって新しくやりたいこともないし、それこそお金もないし、生活のこと考えたら続ける意味はあるけど、嫌ってこと以外に”辞める理由”がないんだよね。
というネガティヴな話が1割。
でもこの1割が心の変化のスタートになりました。
「え、(辞めて)いいんじゃない?逆にその気持ちで続けてる意味がわからない!笑」
めちゃめちゃ軽く言われました!笑
”自分の嫌だって気持ちさえ我慢すれば、生活もできるし辞める理由がない”とずっと思っていた私に対して、
”嫌なことを続けている理由がわからない”とはっきり言ってくれた親友。
その時、その言葉やその子の考え方が異様に胸に突き刺さりました。
(親友は全く突き刺す気はなく本当に軽い感じだったのに!笑)
実は葛藤していた2年の間にも、他の友達や知り合いと仕事の話をすると”大変なら辞めればいいじゃん!”って何回も言われてきました。なんならすごい深く語ってくれる子もいたりしました。
でもそんなのわかってるし、それができないからこんなに苦しんだよ、結局他人事だからそう言えるんだよな〜と心の中で思いながら「確かにね〜😃」と笑って言ってきました。
自分の気持ちを優先するのはわがまま?悪いこと?
せっかくアドバイスをくれていた人たちにはすごく申し訳ないし絶対に言えないけど、その”嫌なら辞めちゃえ案”を自分の中に受け入れて採用することは10000%あり得ませんでした!笑
「自分の気持ちを優先すること=ただのわがまま=悪いこと」だと思ってしまっていたんですよね。
人に意見をもらっといてそもそも受け入れる気がない自分の方がよっぽどわがままなんですけど!!!笑
今考えると、その時親友に言われたときだけ自分の中に入ってきたのは
その子自身が実際に仕事を辞めるという決断をしていたこと
そして辞めたあと、とくに大きな何かをしているわけでななかったこと(やりたいことを探しながらも実際は専業主婦みたいな生活をしていた)
いつも自信満々で楽しそうなその子が、そこ(↑)に焦りや劣等感を感じていたこと
その子が私の中で少し特別な存在であるということ
こんな感じの理由と、いろいろなタイミングが全て重なった瞬間だったのかなと思います。
まぁ結局すべては「タイミング」ですよね。笑
仕事を辞めた人が言う”辞めても大丈夫だよ!”の説得力に敵うものはありません。ただその説得力が全てかと言われるとそうではなくて、
いつも迷いがなく芯の強い親友が実は仕事を辞めた後なにもしていない自分に対して少し劣等感を抱いていた事実や、そうなるとわかっていた中でそれでも辞めるという選択をした強さ、
そしてやっぱりこの子はすごいなと親友が自分の中で特別な存在である理由を再確認させられたことが、凝り固まっていた私の考えを変えてくれるきっかけになりました。
自分では気づかなかった"完全・完璧主義"
その日を境に、私の中で確実に心が動き始めたのを感じました。
約2年間悪い方へしか動かなかった私の心が、だんだんと良い方へ向かっていく感じがしました。
なんであの子の言葉には不思議な力があるんだろう
そもそもあの子や周りの環境を素敵だと感じるのはなんでなんだろう
昔からあの子に対して持っている”憧れ”ってどんなところからきているんだろう
といった親友に対することから始まって、
なにが原因で”これはいけないことだ”と決めつけているんだろう
今の負の連鎖を作っているのは本当に環境のせいなのかな?
そもそも私はなにが好きなんだろう、その理由は?
自分の性格ってそもそもどんなだったっけ
”理由はない、そういうものだ”と思ってしまっていたことを、改めて考えてみました。
そうしたら、そんなことを考える心の余裕すらなくなっていたことに気がつきました。
素敵だなと思うことにも、辛いと感じることにもそこにはちゃんと理由があって、その理由としっかり向き合わないと一生解決できないまま流れていっちゃうんだなと、その時改めて感じました。
流れていくんですよ、本当に!勝手に!
ほっといても大抵のことは時間が解決してくれるし、人間には”慣れ”という超便利機能が備わっているので多少辛いと感じてもその辛さにさえ慣れてしまうんですよね!そして流れていく。
便利っちゃ便利だけどそれってなんの解決にもなってなくて、また違う辛いと出会したらその時はまた慣れるまで我慢して…を繰り返すだけになってしまうんですよね。
え、それって実はすごい時間もったいないし損してるんじゃない!?
と最近やっと思えるようになりました!
なにかに「向き合う」ってすっごい労力使いますよね。
めんどくさいし、辛いし、大変だし、そのくせなかなか答えに辿り着けないし…
これ流しちゃった方が楽だし早いんじゃない?って思いますよね笑
でも、1回がっつり時間と労力をかけて向き合って解決できたことは、絶対そのあとも応用できるんですよね。
ということは結局、その時に時間はかかってもトータルでみたら絶対そっちの方が楽だし時間を有効に使えるんじゃないかなって私は思います。思うようにしてます。
しかも、向き合うということはすごい色々なことを考えざるを得ない状況になるわけで、そうすると結局は自分ってどんな人間なんだ?っていう自己分析にたどり着きます。笑
これは余談ですが、就活のときにさんざん自己分析をさせられました。
でも正直あの時の自己分析は自己分析ではなかったです、全く。笑
何が何でも就職しなければいけないという謎のルール(性格①と②)が自分の中であったので、自己分析して”自分はこういう人間なのか!”とわかったふりをしつつ、企業に合うような人間を無理やり作り上げていた感じでした笑
自己分析がちゃんとできていなかったから就活失敗したのかな、と今になって思います。笑
本当の意味での”自己分析”ができるようになってからは、物事を楽に考えられるようになりました。
1回がっつり自分と向き合ったからこそ、応用ができているんだと思います。
前回の記事で紹介した「私の性格①〜⑤」も、自己分析の結果です。
文字にすると簡単で、そんなの分析しなくてもわかるやんと感じるかもしれませんが、その1つ1つの中にもすごいたくさんの要素があってもっと細分化できます。(キリ無いので書かないですけど笑)
私は完璧主義だからか、自分にも他人にも厳しいです。
でもそうなっている自分に気がついたのは先月です。笑
完璧主義ってなんか褒め言葉みたいじゃないですか?笑
だから私は別に自分を完璧主義だとは思いたくなかったし、完璧主義とかじゃなくて「ただ単にやるべきことは100点までやるべきだ、だってやるべきことなんだから」と考えていて、それを人にも求めてしまっていました。
この考えって巷では”完璧主義”っていうみたいですね!知りませんでした!
なんでやらないんだろう…?ここまでやるのが普通じゃないの…?
と、いつも他の人に対して無意識に思ってしまって勝手にイラついて、
でも性格①を理解できていない私はイライラの原因はすべて相手(環境)にある!と思い込んでしまっていました。
だから自分の力ではどうすることもできないし、変えられないと思って諦めていました。
でも違いましたね、自分の性格のせいでした!笑
相手には相手のペースがあるし、そもそも100点までやってねと言われてたとして100点のレベルは(売上とかの数字でない限り)人それぞれなんですよね。
なのに私は自分の中の100点を相手に押し付けていたんです。
なんて意地悪な人間なんだ!笑
そこに気がついてからは、いろんなストレスの原因を作り出してるのは環境じゃなくて”自分”なんだと思うことができるようになりました。
つまり、自分の性格を受け入れて考え方さえ変えれば、ストレスを削減できる!どうにでもできるじゃん!
変えられないと諦めていたものは、本当はいくらでも変えることができるものだったんです!
正直この考え方ができるようになったのは、お仕事を辞めてからです笑
働いているときに気がついていたらもっと楽しく働けたんだろうな〜笑
ね、勿体無い!向き合わずに慣れに任せて流してきた結果、勿体無いって思っちゃってます!
結局、どこで辞める決断ができたの?って話ですよね。
決定的な瞬間があったわけではないんです。
久しぶりに親友といつもなら絶対断っていたタイミングでたまたま会って、その日から無意識や割り切って考えていたことの原因や根本を考えるようになって、
そこからじゃあそもそも自分ってなんだろうってやっと自分と向き合い始めて…
そしたら、もう自然に”辞める!”って決断ができていました笑
いろんなことをちゃんと受け入れられるようになっていたんだと思います。
とくに「自分」を。
自分の性格を理解して、本当は自分はどう生きたいか
親友や憧れの人の生き方や周りの環境が素敵だと思うなら、なぜそう思うのか
なぜ自分はそれを実行しないのか
素敵だと思うなら真似してやってみればいいだけの話じゃん!
”あの人だからそうできる、あの人の周りは環境に恵まれてていいな、私の周りの環境ではそうじゃないからできないな”
ずっとそう思っていました。
でも違った!
さっきも言った通り、原因は環境じゃなくて「自分」!
ということは、できる!変えられる!
心からそう思えるようになったことは、
小さな心の変化を積み重ねた大きな結果なのだと思います。
ここまで読んでいただき誠に有難うございます!
次回は、本件についての簡単なまとめとお仕事を辞めた後の生活について
簡単にお話ししたいと思います😊
若者代表編集者 Rei
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Facebook @jcel_in
代表 三坂伸也の略歴
一級建築士
早稲田大学理工学部を卒業。
1985年大成建設(株)入社。
1989年オリックス(株)入社。
オリックス不動産(株)水族館事業部長、オリックス水族館(株)常務執行役員を経て、2014年12月オリックス水族館(株)代表取締役に就任。
京都水族館(京都市下京区)、すみだ水族館(東京都墨田区)の開発・運営責任者として陣頭指揮を執る。
2019年 2月JCEL(株)設立、代表取締役社長に就任