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教育に携わるキャリアを考える #JCEL Gakkatsu!:第2回

こんにちは。
コロンビア大学の教育勉強会、Japan-Columbia Education Loop(JCEL)の山本です。

JCELでは12月3日(金)2回目の勉強会を行いました。
学期末も近づいて忙しい中、今回も15名以上の方に参加いただきました。
お時間作ってくださった皆様、ありがとうございます!

今回のテーマは、「教育/社会起業家としてのキャリア」
ゲストは、Teach For Japanの創立やグローバルで活躍する人材を育てるCrimson Educationなど多方面で活躍されており、かつ現在Teachers Collegeの修士課程で学ばれている松田悠介さんです。

第0部:チェックイン

まずはじめは、グループごとのチェックイン。
今回は「色」というキーワードを使ってそれぞれ自己紹介を行ないました。

今回初めて参加してくださった方も多く、公衆衛生、国際関係、ビジネススクールなどTeachers College以外も色々なスクールで学ぶ方々が集まりました。

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第1部:松田悠介さんのお話

そして、いよいよここから松田さんのお話へ。
たくさんのお写真を交えながら、ご自身が学生だった頃のこと、一度教師として働かれた後に海外留学を決意されたきっかけ、ハーバード教育大学院学ばれたこと...など、時系列にそって当時の心境や実際に起業された事業のお話など、様々なお話を伺うことができました。
最初に教師として働かれた時の教え子の方とは、今もたくさんの繋がりがあるそうです。

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現在は、高校生に向けた国際教育やEdTech企業など様々な組織の役員をされる傍ら、中央教育審議会の委員など、多方面からよりよい教育・よりよい社会に向けてお仕事をされています。

また、大学院在学中の過ごし方については、「出会いが大切」というアドバイスもありました。
松田さんも、留学での人との出会いがその後のご自身のキャリアを大きく動かしたそうです。

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第2部:グループアクティビティ

お話を聞いた後は、いよいよグループごとの話し合い。今回は、それぞれが松田さんのお話を聞いて感じたことや、質問したいことをシェアしあい、グループごとに松田さんへの質問を考えました。

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「高校生のインターンシップ」「これからの受験のあり方」「教育政策」など、どのグループも質問の切り口が異なり、たくさんのテーマが飛び交うQ&Aセッションとなりました。最初ははじめましての方が多かったグループも、この頃には仲もぐんと深まり、真剣に話しながらも和やかな雰囲気でした。

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第2回をふり返って

 大学院で学んでいると、どうしても自分の専攻に関わる知識や経験が増えていくため、「どこからどうやって将来教育に関わろう」「卒業後、どんな仕事をしたらよいだろう」など、どうしてもフィールドを狭めてしまいがちですが、松田さんがお話の中で紹介されていたように、様々な面から同時に教育に働きかける、という方法もあるのだなと改めて気付かされました。

 また、自分の学んでいる分野からは「この方法がいい!」と思えても、他のスクールの方とお話すると新しい視点が見えてくることが多々あります。
時には最初の自分の考えと正反対のものもあり、時にはアプローチは違っても非常に似通っている部分もあり...
ひとりで学ぶだけでは得ることのできなかった考えが得られて、本当に面白いなと感じます。
松田さんのアドバイスにもあったように、JCELも、いろいろな学部の方々が出会い、交流し、新たなものを創っていくきっかけになっていけたらいいなぁと思いました。

今回は松田さんにワインの差し入れもいただきました。ありがとうございます!

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【今後のスケジュール】

12月17日(金)17:00〜20:00
学期末の息抜きに、簡単な忘年会を予定しております。


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