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343 腕のいい大工はどう見つける?(稲田)2023/4/13
こちらのツイートが印象的でした。
Q:腕のいい大工はどう見つける? pic.twitter.com/y1Xqc2N3Xc
— 大工の正やん (@carpentershoyan) April 12, 2023
Q. 腕のいい大工はどう見つける?
A. いい大工を見つけるんじゃなくて、まずいい家を見つけるんやな。自分がいいと思う家。それがどこの工務店で建てられたか、どこの大工が建てたか。それを探せば一発やな。自分が「好きやな。素敵やな」と思う家を見つける。そっから嫌でもいい職人、いい工務店に繋がっていく。自分に合う大工を見つけるのはやっぱし建物から見つけなアカン。
いやあ。素晴らしい。このままWebサイトの制作会社探しに置き換えられます。さすが大工歴50年の正やんさん。言葉にリアリティがある。感銘を受けました。
Webサイトの制作会社を探す際も、まずは「自分の目で見つける・動く」という姿勢が大事と思っています。すぐ答えが手に入ると思わないこと。あなたの最適解を他人が知っている訳がありません。「探せる目」を普段から育むことが大切です。
「おたくでホームページ作るといくら!」と大阪弁のお爺さんから元気な電話がきた時、ぼくも同じようにお返事してました。
ぼく「他の旅館のWebサイトを見て、こういうのやりたいって思うのありますよね?」
— 稲田エイジ|BtoBのWebサイト制作/Web活用支援/コンテンツ支援/HubSpot (@inada_h) December 3, 2020
じじ「ある」
ぼく「そしたら、その旅館に電話して、今こういうことで困っていて、あなたのWebサイトみたいなことをやりたいから、どうか制作会社を紹介してくれませんかって頼むんです」
じじ「そうか」
↓
誰もが教えてくれるとは限りませんが、まずは誠意をもって聞いてみる。試す価値はあると思っています。何より自分で動く・調べるのが大事なんですよね。
Webサイト制作で勘違いされやすいのが、なんか今風のおしゃれなサイトとか競合サイトを並べて「こんなサイトにしたいんです」と相談されること。それは自分の目で見つけたことになりません。そんな表層の話はどうでもいいんです。「自分たちはどうあるべきか?」の重要な仕事をやっつけでやらない。
実際、「こういうのいいな」とフワフワした気持ちで見つけたサイトを紹介されてもほぼ役に立ちません。必要なのは「自社のWebサイトはこうではなければならない」という思想です。「自社のこの課題を解決したい」という意思です。もっと手を目を足を動かしましょう。自分たちのことなんだから。
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