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209 「パズルは前半が難しいが、後半は簡単」という言葉の威力。(稲田)2022/9/14

才流・栗原さんのニュースレターを愛読しています。特に今日送られてきた55号「うまくいかないのは当たり前」は最初から最後までポカリのようにしみじみ染み渡る内容でした。


うまくいかないのが当たり前

  1. カオス期の存在

  2. パズルは前半が難しいが、後半は簡単

  3. 人間の判断の精度は低い

  4. トライする姿勢が大事

  5. 構造が成果を決める

業種や業務に限らず参考になる内容ですのでぜひ読んでみてください。例えば第2章の『パズルは前半が難しいが、後半は簡単』にはこんなことが書いてあります。

事業やプロジェクトの立ち上げ、キャリアチェンジを何度か経験するうちに「パズルみたいだな」と思ったことがある。
前半は全体像が見えなかったり、手持ちのピースがどこにハマるのかわからないため難易度が高いが、後半になればなるほど、見えている部分が多くなったり、手持ちのピースがハマる箇所が明らかになるため難易度が低くなるからだ。
仕事をパズルのメタファーで考えると「カオス期」「収束期」の話と同様に、事業やプロジェクト、キャリアの前半にいるときは難しいと感じたり、うまくいかなかったとしても、それはある種、“そういうもの”であり、精度の低さを気にし過ぎても仕方がない。むしろ、パズルのピースを埋めていくために努力できているか、を気にするようにしている。

https://kotakurihara.substack.com/p/55

「前半は全体像が見えなかったり、手持ちのピースがどこにハマるのかわからないため難易度が高いが、後半になればなるほど、見えている部分が多くなったり、手持ちのピースがハマる箇所が明らかになるため難易度が低くなるからだ」


パズルは前半が難しいが、後半は簡単

これ、Web制作でも全く同じことが言えます。Web制作における前半の戦略策定や情報設計、ワイヤーフレームの作成の段階は五里霧中といった気分です。遅々として進まず、本当にこの仕事はゴールにたどり着くのだろうか…と不安になることもあります。0を1にする作業はいつもめっちゃ怖いです。(顧客の前ではもちろんおくびにも出しませんが)

でも、デザインが決まりコーディングも進みコンテンツを入れ始めると、お尻に火が着いたようにものごとが突貫で進み始めます。前半の停滞が嘘みたいに、後半はめちゃくちゃ忙しいです。

Web制作会社ならあるあるのこの現象、『#パズルは前半が難しいが後半は簡単』と捉えると実に理解がしやすい。これからも前半は苦しむと思いますが、「この困難は後半のためにあるんだ。恐れずにパズルのピースを埋めていくんだ」と思えれば何かちょっと違う気がします。

才流・栗原さんのニュースレターのおかげで、なんか頑張れる気がする!


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