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【セミナーレポート】Hubspot×ウェブライダーのコンテンツマーケティング(JBN編集_小林)

今日はHubspot×ウェブライダーのセミナーを視聴したので、「ここはとくに大切!」と感じた気づきを紹介します。時間がなくてセミナーを視聴できなかったJBNチームに向けて、要点を得られるように、書いていきたいと思います😀 いや、セミナー動画視聴してもらった方が早いかも🙏

この記事の楽しみ方
ちょくちょく出る「🤔心の声🤔」は、いい感じに無視してください(笑)

今回受講したセミナーはこちら


【ウェブライダー 松尾氏 x HubSpot 共催ウェビナー】
コンテンツマーケティングの第一人者に学ぶ。
これからのコンテンツマーケティングの正攻法とは

本記事は、コンテンツ検討中・ワイヤー検討中に役立つかも


「コンテンツって何?」
「何からやればいい?」
「コンテンツをつくりたいけど、なんかうまく計画できているか? 自信がない...」
こんなことを感じた時に、助けになる記事になればいいなぁと思います。

ではどうぞ、お付き合いください!

主な内容
01 コンテンツは「ウォンツ」軸から考えよう
02 顧客接点に合わせて、コンテンツをトランスフォームさせよう
03 顧客にとってのコストを徹底的に見える化しよう

とくに大切にしたいと感じたこと(小林所感)
01 コンテンツは、ユーザーのソリューション(解決策)になっているか、考えよう
02 コンテンツは、さまざまな形式に変容させて、展開しよう
03 ユーザーは「どんなシチュエーションで」「何を解決したくて」コンテンツと接しているか、考えよう

01 コンテンツは「ウォンツ」軸から考えよう

https://unsplash.com/

「あ、そりゃそうだよな」と初心にかえる気づきでした。コンテンツは常に、困りごと=ウォンツから考えようという話。

たとえば、WEB制作中、顧客の声や製品・サービスの強みをとらえ、強みを訴求しようと考え込むこと、ありませんか? 僕はよくあります。でも、ちょっと待った。

そのコンテンツ、ユーザー(読者)の困りごとを解決できてる?

と考えることが大切だと気づきました。ちなみに、ユーザーの心理状況には、それぞれ以下のようなフェーズがあるとのこと。

ユーザーの心理状況
ウォンツ:明確な困りごと解決を得たい
ニーズ(顕在ニーズ):困っていて、〇〇を解決できないだろうか
*中長期的なアプローチが必要
ウィッシュ(潜在ニーズ):なんか〜〜したいなぁ。できたらいいな〜

🤔心の声🤔
「ウォンツ」×「ニーズ」、「ウォンツ」×「ウィッシュ」など組み合わせて、ページの天から地にかけて流れをイメージして、コンテンツを構成していくとよさそうだな〜🤔
「JOB理論(*01)」は、やっぱり、コンテンツの基本だな〜🤔

*01 JOB理論
すごく簡単にいうと、JOB=「ユーザーが片付けたいこと」を片付ける情報をつくるといいね、という理論です。

たとえば、あなたが過去最高にきもちよくショッピングできた時のこと、思い出しながら聞いてください。

仮に、自分の体型に合った卒園式用のスーツを買いたいとしますね。あなたは「自分の体型に合った」「好みの」「卒園式に適した」スーツを探しています。

ここで片付けたいJOBは、3つのこと「自分の体型に合った」「好みの」「卒園式に適した」です。

ーーーしかし、お店に行って、こんなこと言われた経験ありませんか?

「ただいまSALE中で、こちらがお得です」「新作のこれがお似合いになると思いますよ」「〇〇社は歴史あるブランドで」「最近の流行りは〜〜でして」

・・・ごめんなさい、全然、聞いてないからそんなことー😇!

https://unsplash.com/

僕自身、洋服屋で働いていたことがあるので、店員としてかなり気をつけていました。まずは、ユーザーが解決したいことは何か?から考えないと!

おそらく、きもちよくショッピングできるとしたら、こうです。
「自分の体型に合った」→ まずはサイズを測ってみましょうか?と誘導される
「好みの」→ 測られている間に、趣味や家族構成、普段着の好みなどを察知される・うまいこと聞き取りされる
「卒園式に適した」→ 上記を満たした上で、足元の清潔感は欠かせないと提案されて、靴磨きがほしくなる。なんなら靴を新調しようかなとテンション上がっちゃう


しかし、WEBサイトの情報やコンテンツとなると、それができていないケース、よく見かけるかと思います。自分自身つくる側でも、よく見失います。いや〜難しいです。やっぱりいい店員さんは、いい接客を自分なりにPDCAしているのと同じように、WEB制作でも、いい情報提供をできるようにPDCAする努力が欠かせないですね。という気づきでした(笑)。

🤔心の声🤔
横道それました。「セミナーの話だけ知りたいんだけど」という人は、スライドと動画をみた方がいいかもです🙏 ごめんなさい。もう少し付き合ってやるかぁという人は、続きも読んでくれたらうれしいです😭

02 顧客接点に合わせて、コンテンツをトランスフォームさせよう

https://unsplash.com/

まず顧客接点を理解しよう。そのうえで、1つのコンテンツを複数の形式へ変容して展開していこう、という話でした

つまり、ブログだけで終わらせない。ブログで書いた記事は、SNSやメルマガにも活かせますよね? もったいない。という話でした。なるほど、たしかに(🤔心の声🤔 でも大変じゃね?⇦「利益が最大化するところから、やればいいよ」とのこと)。

ここで大切だなと感じたのは、「誰が“誰のために”」コンテンツを取得しているかという視点です。

ユーザーがコンテンツに接する時、ユーザーには何かしらの背景があります。その背景を知る手がかりが「情報探索の6W1H」なんだそう。

情報探索の6W1H
Who 誰が
Whom 誰のために
What
Why
When
Where どこで(ユーザー接点:検索エンジン、SNS、Web広告、チャット、コミュニティなど)
How

これはおもしろいなと思いました。たとえば、WEB担当者(who)は上層(whom)からの合意を得るためのエビデンスとして、コンテンツを探しているわけです

その背景を想像すると、比較検討された中立的な情報や明確なデータ、みやすいデザインなど、「どうしたら、whoと一緒にwhomの困りごとを解決できるか?」が、コンテンツの軸となります。これは大きな視点の変化です。whoのために一生懸命プレゼンしてるコンテンツに、なってはいないか? 今一度、見直してみたいと思いました。

03 顧客にとってのコストを徹底的に見える化しよう

https://unsplash.com/

ウェブライダー的に「コスト」とは「痛み」なんだそう。痛み=金銭的なコスト、判断の苦慮、切迫した判断状況などを、和らげてあげましょうという話でした。そして、「価値>痛み」を築けなければ、製品・サービスは届かないということも明言していました。なるほど、たしかに。

そして、最後に紹介していたのが、「刺さるコンテンツよりも、磨いて輝く丸いコンテンツ」にしましょうという話

刺さるのは、誰かの犠牲が生じると。誹謗中傷や批判、誰かの影がそこにはあるんだと。いやぁ、たしかに同意。そうではなく「推敲を重ねて、磨いて、誰がどんな角度から読んでも、中核が伝わるコンテンツにしましょう」とのこと。(🤔心の声🤔 パンチラインっす。あまりの誠実さに、セミナーが終わってからウェブライダーさんのこと、好きになりましたもんね)。

おわりに

ありがとうございました! ウェブライダーさんのことは社内チャットでも話題になり、「どうしてこんなにわかりやすいんだ!」とWEB制作者の心をつかんで離さないですよね。僕もそのひとりです。ウェブライダーさんの『文賢』という文章校正ツールを使っているのですが、これがまたいい。何が?と言いますと、文章を直すのではなく、「こうするとなおいいかもしれません」と提案してきてくれるんですね。「ここは間違ってる」「これ絶対おかしい」という提案は、ほとんどありません。考えるのはあくまでも書き手。相手の背景を思うおもいやりのある「問い」を投げかけてくれる校正サービスなんです。
『文賢』を使って1年以上経ちましたが、おどろきなのが、自分の思考すら、「絶対だめ」「おかしい」「間違っている」という批判観点ではなく、「もっとこうしたらいいかも」「これなら、これと比べて、洞察してみるか」と比較考量しながらもっと良くしようと考える改善観点が広がってきたように感じています。
世の中には、正義と悪、右と左、保守と革新などいろいろな対立がありますが、近年の映画を観ると感じられるように、正義にも悪にも道理がある。「右に行きすぎた左、左に行きすぎた右」じゃないですけど、どちらの道理も見ながら、「もっと良くしよう」と考えることが校正なんじゃないかと考えさせられました。
売り文句じゃないですよ。まわし者でもありませんよ(笑)。使っていると開発した人たちの誠意が感じられて本当に感謝が湧いてくる。あ〜うまいなぁ〜とジェラシー感じずにはいられない、とてもおすすめのツールです😄

では、またどこかで。今度は『呪術廻戦に学ぶWEB制作ワークフロー』とか書きたいなと思っています👍


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