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507 「何を見せたいか」ではなく、「何を見たがっているか」(稲田)2024/3/11

  • 人は興味のあるものしか見ない

  • 興味の有無を数秒で判断する

だからWebページを設計するときは「何を見せたいか」ではなく、「何を見たがっているか」で考えるべきなんですよね。Web制作会社がユーザーファーストとしつこく言うのはそのためです。何を見たがっているのか?を考えることが仮説になります。Web制作会社は「仮説を立てましょう!」とよく言いますが、そういうことです。

Web制作者はユーザーの興味にそった文脈を見出しで作れないとダメだと思っています。何を見たがっているのか?を妄想して、推理を働かせ、文脈とゴールを組み立てる。ページを公開したら仮説の結果を検証し、改善していく。Web制作会社が「作って終わりじゃない」としつこく言うのはそのためです。言うだけでなく本当にそれをやっている制作会社かどうかは重要な分かれ道ですが。

なおかつ面白いのが、サイトに訪れて数秒で離脱したりするのに日が経つと同じページに再訪する傾向があるんですよね。何度も訪れて帰って、半年後に問い合わせしてくれたり。つまり、Webコンテンツは刹那的な一発勝負であると同時に中長期的な醸成モデルでもある。Webのユニークな特徴だと思います。

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