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金子大地(JBN)

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2022年8月に入社した金子大地です。ディレクション業務で学んだことや感じたこと、株式会社JBNの裏側について正直に書きます。
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#webディレクター

タスク管理をタスクにしない(金子)2024/01/11

ディレクター内で個々人のタスク管理の話になりました。 そういえばキチンと話したことがなかったなぁ…と思いながら、各人それぞれの管理方法を聞きました。とてもおもしろかったです。 私もこれまで色々な管理方法を試してきました。 今はNotionのBoard Viewでの管理に落ち着いています。 いわゆるカンバン方式で、左から未着手、対応中、完了と箱を用意しています。 タスクが発生したら未着手の箱に入れて、対応を始めたら対応中に移す。対応が終われば完了に移す。 箱に入れる内容も

スコープ外が飛んできた時の対応(金子)2024/01/09

プロジェクトを進めていると、スコープ外の話になることがあります。 その事案に対して、その場で瞬時に「できる」「できない」や「やるべき」「やるべきでない」の判断がつけばいいのですが、時には自分の持っている引き出しで回答できないケースもあります。 力不足もあってか、私はそういうケースに出会す機会が少なくありません。慌ててしまい、言葉に詰まり、アタフタしています。 そんな話を先輩にしたところ、こんなアドバイスをいただきました。 ① プロジェクトの目標に対して重要か否かを考え

個人総合か種目別か(金子)2024/01/05

最近に始まったことではないですが、関わる案件の内容が多様化してきています。いわゆる"webサイト制作のディレクター"の業務領域から片足が出ている気分。 ただ、人には向き不向きがあります。なので2024年は自分の適性をキチンと知り、より顧客の事業推進に役立つ場所をみつけたいと思っています。 このことを考えた時に、体操競技のことを思い浮かびました。ちなみに体操競技をやったことはありません。 体操競技(男子)には「ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒」の6種目があります。競

webディレクターは偉そう?(金子)2023/12/26

最近、こんなことがあった。 おそらくここでの「えらそう」の意味は、いわゆる"えらい"=「立派」や「優れている」というポジティブなものではない。 ニュアンスとしては、デザインもエンジニアリングもしていない=手を動かしていない=なにもしていない、その割にプロジェクトの目標設定や進行管理といった高飛車(に聞こえる)なことをしてる、如何わしいヤツ。 どこかの会社にいるような、役職だけあるけどボーッと何もしてない、でもお金だけはもらってる、そんな鼻につく人に使う皮肉をこめた"えら

webディレクターは全国に何人いる?(金子)2023/12/08

ふと「世の中にwebディレクターは何人くらいいるんだろう?」と気になってポストしたところ、こんなデータをみつけた。 30万人と言われてもピンとこない。多くはない気はする。 ただ長野県の3,000人は「本当か!?」と思う。笑 地方は制作会社が少ないのに、この土地にwebディレクターが3,000人もいるなんて想像できない。仮に100社あっても30人ずついる計算になる。100社なんてないと思うけど。 フリーの人も含んでいるのかな。それとも"就業者"というのはフリーランスを含まれ

「優れた指示」は「優れた結果」を生み出す(金子)2023/12/06

考えさせられる記事だった。 webディレクターの仕事は人に指示を出すこと。 (個人的に"指示"という言葉は好きじゃないが) これは意識高い系でも自己責任強め系でもなく、デザイナーさんやエンジニアさんからのアウトプットがディレクターの想定と異なっていた場合、その責任は往々にしてディレクターにあると思っている(それより自己責任強め系ってなんだ)。 このズレは記事内にもあるように 前提を伝えない 言語化が足りない このいずれか、もしくは両方に原因がある。 特に"前提を伝

システム要件の高い案件は、スタートダッシュが命(金子)2023/12/04

システム要件の高い案件が増えてきたこともあり、私のようなディレクター職も周辺知識を求められる機会が増えた。 業界未経験でこの世界に飛び込んだ私は知識が追いつかない場面が少なくない。世の中には元々エンジニアだった人がwebディレクターに転身した人もいる。横並びにwebディレクターといっても、バックボーンはさまざま。 話が逸れた。 システム要件の高い案件は通常のサイト構築のプロジェクトと異なる、気をつけなければならないポイントがいくつもある。 まわりの話を聞いている限り、

人が仕事を先延ばしにする理由(金子)2023/11/30

成果を出し続けている人は、一般社員と比べて「すぐに仕事を始める割合が1.8倍から2.3倍も高い」というデータがあるらしい。 やらなければならない仕事をなぜか始められず、ズルズル先延ばしにしてしまったことがある方、たくさんいるのではないだろうか。 私は星の数ほどある。 では人はなぜ始められないのか。心理学的な理由が2つあるそう。 ①火事場の馬鹿力を知っている「締め切り効果」と言うらしいが、要は締め切りギリギリになるとがんばれる(やらざるを得ない)やつだ。一番ピンとくる理由

現状を正しく、モレなく把握する力(金子)2023/11/24

最近JBNではシステム要件の高い案件が増えてきてる印象がある。具体的なことは書けないが、〇〇を△△へ移行したり■■と××を連結したりするイメージ。 DXという世の中の大きな流れから来るものなのだろうか。コーポレートガバナンス強化の文脈もありそう。HubSpotを主軸としているからかもしれない。 前の日報にも書いたが、単純な「サイト制作」の領域から大股4歩くらいはみ出している気がする。個人的にはとてもいいことだと思っている。 こういった案件が増える中で、私のようなwebデ

笑顔で「また会いましょう」と手を振れる関係性を築きたい(金子)2023/11/13

「終わりよければすべてよし」という言葉があるように、モノゴトの終わりは大事。 仕事でも恋愛でもなんでも、気持ちよく終わりを迎えることの効能は大きい。逆にケンカ別れで終わってしまうとお互いにツラい。 例えばwebサイト構築プロジェクト。どんなにいいサイトを作っても、サイト公開後お互いハッピーな気持ちで終われないと不完全燃焼になってしまう。 ディレクターとして「私たち、いいサイト作れたよね」「いいプロジェクトだったよね」と振り返りできるものにしたいと常々思っている。 web

温度感のあるディレクションとは(金子)2023/11/01

webディレクターにとってタスクやスケジュール管理は必須の仕事。決められた納期の中で、最大限のアウトプットを実現するために。最低限やらなければならない仕事でもあり、甘く見ると痛い目にもあう仕事。 それはそれで全うするのだが、最近はここにどうすれば「温度感」みたいなものを乗せられるかに興味がある。 温度感というのは、"ぬくもり"というか"人間っぽさ"というか"あったかポジティブ"というか、うまく表現できないのだが、もう一層なにかを被せたい。 なんというか…私の良いところでも

忙しいときこそ、丁寧な感謝(金子)2023/09/25

Backlogで課題を作り、デザイナーさんやエンジニアさんに仕事をお願いする機会がある。 Webサイト公開直前のときは、お願いする量が特に増えがち。 適切な喩えではないが、私はタスクと悪口は似ていると思っている。 というのも、双方とも見るべきは一つひとつの質ではない。量だ。 1人から辛辣な悪口を言われるより、100人から軽い小言を言われるほうがつらい。タスクも一緒で、重たい1個のタスクを処理するのも当然大変だが、50個の細かなタスクが飛んでくるほうが受け手は精神的につらい

最近悔しかったこと(金子)2023/09/22

今日の朝礼のテーマは「最近悔しかったこと」だった。 パッと聞かれて「悔しい…?うーん….ないっす。笑」と答えてしまうくらい、思い浮かばなかった。そんなわけないのに。 ただ、しばらくすると沸々と浮かんできた。 詳細は書かないが、ディレクターとしてプロジェクトの進行管理がうまくできていないことに対する不甲斐なさについて話した。 特にその案件は、想定されるリスクをあらかじめ聞いていたし頭の中にも入れていたのだが、蓋を開けたらやっぱりうまくいかず。何のための事前情報だったんだろ

忙しいときこそ、丁寧に(金子)2023/09/15

Webサイト公開前は社内外問わずコミュニケーションの量が増える。 いよいよ世の中にお披露目、というわけなので誤りや違和感がないか目を皿にして隅々までチェック。 当然、修正や調整が必要な箇所も出てくる。ディレクターの私だけで完結できるレベルであればいいが、デザイナーさんやエンジニアさんにお願いしないと対応できない部分もある。 修正や調整は、その内容の質もそうだが基本的に"量"が依頼者への負担になると思っている。 例えが適切ではないが、悪口と一緒。1人から辛辣な言葉を浴びるよ