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あの娘ぼくがロングステップパス決めたらどんな顔するだろう

『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』岡村靖幸先生の名曲を柔術風に捩るとこんな感じになるだろう(笑)

タイトルとは全く関係ない話を進めていきたいと思う。ボルダリングを始めて1年を経過したのでちょっとは語ってもいいだろうと判断、ボルダリングがどう柔術にどう影響を与えてるのか考えた。
何度も書いてるが柔術を7ヶ月離れてその間はボルダリングのみ、その後はボルダリングと柔術を並行してそれぞれ週2回を6ヶ月間練習していた。

柔術を再開した時は掴むことや手や腕でのコントロールすることはボルダリング効果で能力は上がっていたが、デラヒーバなど足を絡めるボトムポジションからの仕掛けなどは上手くいかず退化していた。それは柔術していないとやらない動きなので当たり前、相手の動きに対するリアクションも数秒遅れという感じで、これも動かない壁を相手にするのと人間を相手にするのでは大きく違う。

自分の動きに苛つきながらも柔術練習とボルダリングも続けた。柔術スパーリングをしながら少しづつ感じ始めたのがガードパスでの変化というか感覚、トップポジションでのステップやバランスがボルダリングに通じてくるのが分かった!

82°と90°の壁

この垂直と逆側に倒れている壁は手よりも足が重要でバランスを取ったり、上手くステップ踏んでいかないと落ちてしまう。しかも落ち方悪いと掴む所(ホールド)に当たって怪我に繋がるので正直怖い。
この感覚が柔術のガードパスに効果的なトレーニングとなっている。ガードパスに悩みがある方はこの壁を集中的に登ることをお勧めする。

120°と130°の壁

次にこの壁は基本ぶら下がってしまうので手がまず重要で、足は身体が振られるのを防いだりする役目になると思う。私はこの壁をメインで登っているが、もうこれは完全にボトムポジションでの効果を感じている。引く、掴む力の強さは柔術やウェイトトレーニングの比ではない程の変化だ!やはり落ちたくないから必死に掴まっていることは能力を伸ばす、筋力アップになりそうなんてどうでもよく、とにかく落ちたくないだけなのだそりゃ強くなるさ。そして上へ上へとホールドを掴みにいくので、道着を掴みにいく感覚は強くなる。そして掴みを切られることが少なくなったし、柔術でもよく使う身体のスイッチが、ボルダリングの上のホールドを掴みにいく時にするぶら下がりながら身体をスイッチする感覚と同じでこれはボトムポジションで生きている。

164°の壁

これはもう説明もいらないと思うが、ボトムポジションに効果を発揮する。特に三角絞めなど下から足と腰を上げて攻める動きの力強さに繋がる。足がホールドから外れると指と腕そして腹筋背筋にくる。元のポジションのホールドまで戻るのにぶら下がった状態から全身を使ってほぼ水平まで足を上げる。この辛い動作がボトムポジションから三角絞めなどを狙う動きになる。俺はスイープなどしなくて下からの極めしかしねぇぜという方にはこの壁をお勧めする。

以上ボルダリングをして柔術に与える影響などを書いてみた。誰得情報なんだと思うが今時点の感覚だ。1年経っても全くボルダリングは上手くならことも付け加えておく。これは歳のせいで、若かったらもっと登れるようになっていただろう。柔術でいうところの白帯ストライプ4本くらいかな😢

気が向いた方は柔術なら『アジカタンBJJ』でボルダリングなら『フリクションフリークス』で始めてみるのをお勧めします。見学や体験お待ちしております。

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